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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~
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ローリング・ストーンズの「山羊の頭のスープ」を聴いてみた。

2017.09.16 Sat
山羊の頭のスープ ローリング・ストーンズのアルバム「山羊の頭のスープ」を聴いていて昔のことを思い出した。今から30年も前、オヤジが東京でサラリーマンをしていた頃の話だが聞いてほしい。
 その日オヤジは会社の同僚と4人で酒を飲む事になり、沖縄料理の店に入った。当時は泡盛が今ほどメジャーでなく、そんな店にでも行かないと味わえなかったので、珍しい泡盛を心ゆくまで飲もうと考えたのだ。
 とりあえずは、オリオンビールで乾杯して、数種類の料理を注文する。あまり沖縄料理に慣れていない我々は、最初は静かに箸をつけていたが、ビールが終わり、メインの泡盛のピッチが絶好調になる頃には料理をあらかた食べつくし、
「何か追加注文しようぜ!」
 なんて話になる。改めてメニューを眺めた同僚が、
「おい!山羊汁ってのがあるぞ。面白そうじゃん。」
 そう言って、
「山羊汁2人前!」
 って注文した。
「クセがあるけど食べられる?」
 店のオバチャンが言ったが、そこは既に泡盛で酔った4人、
「大丈夫、大丈夫!」
 と返事をしたが、いざ山羊汁が運ばれてきて我々は顔を見合わせた。当たり前だが、白っぽい汁に山羊肉がゴロゴロしている。まぁ、それだけなら何てこと無いが、問題は臭い。完全に獣・・・ってか動物園の臭いだ。
 オヤジはこういうのも結構平気で食べる方だが、同僚の1人、注文した張本人はダメらしく、顔をしかめて食べていた。それでも頼んだ手前もあり、また、山羊汁はメニューの中でも一番高かったので、その辺の責任も感じたのだろう。結局彼が一番たくさんの山羊汁を食べた。
 店を出て、2軒目のカラオケへ向かう途中、彼は、
「口の中が家畜小屋だわ・・・。」
 なんて呻いていて、最終的にはカラオケ店のトイレでゲロゲロ吐いていた。彼が使った後のトイレに入ると、確かに家畜小屋の臭いがしたのをオヤジは覚えている。・・・・って今回は音楽の話を全くしてないが、ご勘弁。「山羊の頭のスープ」は言わずと知れた名盤です。


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The Rolling Stones- Angie


 
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マライア・キャリーの「エモーションズ」を聴いてみた。

2017.09.02 Sat
エモーションズ 先週末、鰻を食べた。夏が好きとは言っても、こう連日35度前後の気温が続くとさすがに夏バテする。少し体重が減ったような気もしていたので、まだ続く厳しい残暑を乗り切るためにも、
「うな重食って気合を入れよう!」
 そう考えたのだ。
 元来オヤジは鰻が大好きなので、注文したうな重を“美味い!美味い!”と、アッという間に平らげて店を出たが、根が単純なせいか、コレだけで帰り道は元気が出たような気分になる。冬の寒い日に座敷で肝焼きと熱燗をやりながら焼けてくる鰻を待つのもたまらないが、やっぱり鰻の醍醐味は夏の暑い日にテーブル席で汗を拭き拭き“うな重”をかっこむ方にあるように思った・・・とまぁコレはオヤジの勝手な思い込みだけどさ。
 さて、鰻の話はこの辺にしておいて、鰻同様、夏バテ防止になる曲はないかと、CD棚を引っ掻き回す事5分、
「この辺聴けば元気出そうねぇ・・・。」
 って引っ張り出したのがマライア・キャリー「エモーションズ」だ。
 このアルバム、マライアのデビュー2作目で、まだ彼女がR&Bやヒップホップ路線へ転向する前の、オヤジが一番好きな美声とテクニックで歌いまくる頃のマライアを代表するアルバムだと思っている。特に、アルバムタイトル曲の「エモーションズ」は聴いているだけで元気になるので、今から25年も昔、東京でサラリーマンをしていた頃、朝の通勤電車で聴く定番だった。
 なんて事を思い出しながら、今回改めて全編聴き直してみたら、恥ずかしながら鳥肌が立った。バラードからダンス・ナンバーまで、当時のマライアのパワーとテクニックはずば抜けていて、一人のアーティストがスターダムへ急上昇する勢いに度肝を抜かれる。その上、現在のマライアのボンレスハムみたいな姿からは想像もできないが、アルバム全体がセクシーな若さに溢れていて、思わず、
「オヤジも当時のマライアみたいなオネエチャンとお友達になりたい!ふふふふっ。」
 なんて、ロクでもない事を考えてしまう。
 でもまぁ、コレこそ元気をもらってる証拠で、中年オヤジのスケベ心を呼び覚ますアルバムって結構貴重だと思う次第。「エモーションズ」大好きです。

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Mariah Carey - Emotions


 
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エリック・クラプトンの「タイム・ピーシーズ:ベスト・オブ・エリック・クラプトン」を聴いてみた。

2017.08.26 Sat
TimePiecesTheBestofEricClapton ギター好きということで、ここ最近は週末にギター関連のHPやブログ、YouTubeをチェックするのが習慣となっている。
 一言でギターと言っても、個人の演奏動画やヴィンテージものの紹介、音の作り方から新商品の紹介記事と色々あるが、中でもオヤジが好きなのが、ギターを自作している人のサイトで、マニアックな熱いオモイが伝わってくる。
 完成品は当然世界に1本しかなく、作者の個性が強烈に反映されるので、
「こりゃ~凄い!カッコイイなぁ・・・。」
 と、ため息が出るのから、
「なんじゃこりゃ?コレ抱えてステージへ上がったら笑われるぞ!」
 などと思うのまで、まぁ千差万別、眺めていて飽きない。
 先週末もそんなサイトを眺めながら、ふと頭に浮かんだのが、エリック・クラプトンのギター、“ブラッキー”だ。ご存知の方も多いと思うが、このブラッキー、クラプトンが購入した3本のストラトキャスターから良い部材だけを集めて1本に組み上げたもので、具体的には今回紹介するアルバムのジャケットに写っている黒いギターだ。・・・って、話が後先になってしまったが、
「ブラッキーもある意味自作ギターよねぇ。」
 なんて発想からジャケットが頭に浮かび、引っ張り出したのがクラプトンのベストアルバム、「タイム・ピーシーズ:ベスト・オブ・エリック・クラプトン」だ。
 ただこのアルバム、オヤジは購入以来あまり聴いた事がない。理由は『ベストすぎるから。』で、クラプトンの超有名曲を前後の脈絡なしに一気に並べた布陣にオヤジはいつも足踏みしてしまう。でも今回は頭に浮かんだついでに、
「ベスト・アルバムってのはそんなモンよ。」
 って言い聞かせ、全編聴いてみた。で、どうだったか?って聞かれれば、『何だか落ち着かない』ってのが正直な感想。昔から、
「ベスト・アルバムなんて聴いていると、隠れた名曲を聴き逃すぞ!」
 なんて偉そうな事を言ってきた手前、そんな感想なのかも知れない。でも決してダメなアルバムって話じゃなく、コレがクラプトンの全てではないことを理解したうえで、名曲だけをツマミ食いしたいなら十分な1枚なのだ。

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