スーパー・ギター・トリオの「ライブ!(フライディ・ナイト・イン・サンフランシスコ)」を聴いてみた。

そこまでなら、まだ良かったのだが、アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシアのスーパー・ギター・トリオの「ライブ!(フライディ・ナイト・イン・サンフランシスコ)」となると、驚いたなんて呑気な事は言っていられずに、只々、あっけにとられて、恐れ入ってしまう。
1曲目の「地中海の舞踏」を初めて聴いた時に、
「アコースティック・ギターをこれほどのスピードで弾きまくるというのは、人間技じゃないぞ~。こいつら宇宙人じゃ!」
と思った事だ。
別に、ギターの上手い下手は、スピードが速い事とは全然関係ないと思うのだが、それはそれとして、
「驚異的なスピードで演奏されるギターテクニックを楽しもう!」
そう思ってこのアルバムを聴くと、3人が抜きつ抜かれつ弾きまくる演奏は、正にカーレース。実に面白いのだ。
また、アドリブに対しての客の盛り上がり方がホットで、ライブの臨場感がひしひしと感じられるアルバムだから、興奮してジワリと腰が浮いてくる。
腰が浮いた僕は、部屋の中をウロウロした挙句、ギターを手に取り、コピーを始める。で、さわりの部分だけコピーして止めてしまう。無理なのだ。
僕はこのアルバムを聴く度にこんな事をしている気がする。
Paco De Lucia, John Mclaughlin y Al Di Meola - Mediterranean sun dance
[Music Al Di Meola] [Music John Mclaughlin] [Music Paco De Lucia]
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Category: Jazz/Fusion | Comment(2) | Trackback(0) | top↑ |
う~ん!このヴァージョンも捨てがたいですね。カッコ良過ぎです。
>sou-un 様
スピードの芸術ここにあり!
ですね。^^;