イエスの「こわれもの」を聴いてみた。

「お前は何を焦ってるんだ?」
なんて言われそうだが、早く書いておかないと忘れそうな気がするのだ。そんな訳で、頭がボケつつあるせっかちなオヤジの話だと思って勘弁願いたい。その上、今回のお話は少々マニアックな内容になりそうなので、こちらも事前にお詫び申し上げておく。
で、早速だが、先日テレビのチャンネルをポチポチ回していたら、BS-TBSの「SONG TO SOUL ~永遠の一曲~」って番組で、イエスの名曲「ラウンドアバウト」を特集していたのだ。
「こりゃ多分、再放送だなぁ・・・。」
なんて思いながらも、30年近くイエスのファンをやっているオヤジとしては、大好きなギタリスト、スティーブ・ハウを始め、個々のメンバーのインタビューを興味深く眺めた次第だ。
番組では「ラウンドアバウト」が出来上がる過程と同時に、この曲が収録されているアルバム、「こわれもの」を作成してゆく過程のエピソードも知る事が出来た。
たとえば『曲に対するメンバー個々の自己主張が強すぎて、結局はそれぞれが作った小作品を「こわれもの」に入れる事にした。』とか、『リック・ウェイクマンの加入によって、それまでセッションで場当たり的に出来た曲をクラシック理論に基づきキチンと再構築するようになった。』等々、名盤が出来上がる過程を具体的に知る事が出来て、オヤジとしては非常に満足な内容であった。
そして名曲「ラウンドアバウト」は、『スティーブ・ハウが様々なアイディアを断片的に出しながら、ジョン・アンダーソンとの数日に亘るセッションの中で出来上がった。』という事も非常に興味深かった。
そもそもオヤジが「こわれもの」を初めて聴いたのは中学3年の時で(←コチラです。)非常に大きなショックを受けた事を覚えている。以来、数えきれない程このアルバムを聴いたが、聴く度に色々な発見をする。今回はテレビで制作過程を知った事で「こわれもの」がより身近に感じられ、メンバー達のスタジオでの息吹が感じられるような気がして、より一層このアルバムの世界が好きになってしまった。・・・とまぁ少々マニアックな話になって申し訳ないが、今回はオヤジが高校生の頃からずっと好きなアルバムの話って事で勘弁願いたいのだ。スマン、スマン。
Yes - Roundabout
Yes : 「こわれもの」 (Full Album)
[M;Yes]




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NO SUBJECT
>ニコヲヤヂ様
メンバーまで「こわれもの」の再現じゃないと、どうもねぇ・・・って感じなのです。
いやはや・・・。