やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」を聴いてみた。

大阪は高知から車で3時間少々で行けるのでもっと頻繁に出かけてもよい街なのだが、約5年ぶりである。同じ大都市の東京と比較すると、訪れる頻度が極端に少ない街なのだ。そんな訳で、東京だと土地勘があって何処へ行くにも簡単だが、大阪となると完全に『おのぼりさん』状態で、一気に『観光旅行』って気分になってしまう。まぁ、この『観光気分』こそウキウキして楽しいのだけれど・・・。
さて、大阪の事を考えていると今年初めに亡くなった、やしきたかじんの事が頭に浮かんだ。オヤジがこの人の歌を初めて聴いたのは大学生の時で、当時オヤジが住んでいた東京の下北沢という街に『大阪から拠点を東京に移したやしきたかじんが住んでいる』とか『最近まで住んでいた。』とか・・・まぁそんな噂が流れていた。(←この話は当時オヤジが所属していたサークルの人間から聞いた話なので、真偽のほどは今もってよく分かりません。)
当時何という曲を耳にしたのか覚えていないが、
「歌が上手くて、心に響くなぁ・・・。」
そう感じた記憶がある。にも拘らず、その後オヤジは彼の事はすっかり忘れてしまい、数年前から彼が司会を務めるテレビの番組を眺めながらも、歌手としてのやしきたかじんを思い出す事は無かったのである。そんな中、彼の歌を思い出すきっかけとなったのがカラオケで歌う「やっぱ好きやねん」だった。この曲がたかじんの曲だと聞いて、
「ナルホドねぇ・・・。」
そう思った記憶がある。
こういう、良く言えば情が厚い、悪く言えばしょうもない男にズルズル振り回される女の気持ちを歌わせたら、やしきたかじんは天下一品なのだ。そして歌詞が関西弁って事を抜きにしても、この歌詞から『大阪の女性像』が何となく分かり、逆にこういう女性に少なからず憧れを持っている“実際の大阪の女性像”も垣間見られるような気がしてならないのだ。ちょいとヤヤコシイ話になってしまったが、まぁご勘弁願いたい。
今回は音源が無いのでYoutubeのお世話になりました。大好きですね、この曲。
やしきたかじん 「やっぱ好きやねん」
[M;やしきたかじん]




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