杉山清貴&オメガトライブの「アクア・シティー」を聴いてみた。

とまあ、こういう軽薄な事を、大学生の頃やってみたくてしょうがなかったものだ。
助手席に乗るイイ女は、変に洋楽に詳しかったりするとつまらないので、テニスの話とサーフィンの話と杉山清貴の歌声を聴いて単純に喜ぶような超ミーハーな女の子がイイと思っていた。
現実は、大学の4年間そんな状況が訪れる事もなく、また、実現に努力した訳でもなく、単なる憧れだけの話なのだが、この「アクア・シティー」というアルバムには、当時のアホ大学生(←僕のことです。)を簡単に軽薄にさせる雰囲気が満載であった。
普段は、ロックやフュージョンばかり聴いてるくせに、そんな耳は封印して、杉山清貴の歌うイイ女像に思いを馳せてしまう。実は、こういう音楽の楽しみ方も大好きだった。
今、改めて聴くと、「アクア・シティー」からは、僕が大学生だった1980年代前半の、皆がオシャレな事に憧れ、バブリーな若者文化が世の中を覆っていた頃の風景が鮮明に立ちあがってくる気がした。
杉山清貴&オメガトライブ 二人の夏物語
[Music 杉山清貴&オメガトライブ]
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