スタン・ゲッツの「イパネマの娘~ゲッツ・プレイズ・ジョビン」を聴いてみた。

オヤジがここ数年通っているのは、ガラにも無く美容室だが、実はこの美容室が非常に気に入っている。40代の男性美容師さんが一人で経営している小さな店なので、店主と客が一対一で、他の客がいて気を使うような事が無い。その上店内は西海岸を思わせるような洒落た内装で、大小の観葉植物と広い窓から差し込む太陽の光が気持ち良く、日向ぼっこをしているような気分になる。極めつけは、流れている音楽が全部ボサノヴァという事で、全てがウダ~~とくつろいでノンビリ出来る環境の店なのだ。そんなわけで、オヤジはついつい居眠りしてみたり、店主と古いロックについての昔話に花を咲かせたりと、単に髪を切る事以上にこの美容室を楽しんでいる。
さて、今回も店内でずっと流れているボサノヴァを聴きながらノホホ~~ンとした気分で髪の毛をカットしてもらっていたのだが、ヒョイとスタン・ゲッツの「イパネマの娘~ゲッツ・プレイズ・ジョビン」というアルバムの事を思い出した。
このアルバムは、スタン・ゲッツの様々なボサノヴァ・アルバムから、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲ばかりをピックアップしたもので、昔からオヤジの中では、
「夏の午後にビールと読書と昼寝を楽しみたい・・・。」
なんて呑気な事を考えた時にはぴったりのアルバムなのだ。
日曜日に全編聴いてみたが、いやはや、癒されるアルバムだ。薄曇りの梅雨空でも気分だけは西海岸のノンビリした午後にしてくれる。今年の夏はこのアルバムに何度も世話になりそうな予感がした。悪くない、悪くない・・・なのだ。
[Music Stan Getz]




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