ジョージ・ベンソンの「イン・フライト」を聴いてみた。

「週末には酒が飲めるな・・・ふふふっ!」
と、金曜日を楽しみにしている。そんな訳で、今の所4日間の平日はウォーキング後に風呂に入り、クーラーの効いた部屋で水分補給をする事で満足しているのだ。
で、このクーラーだが、オヤジは27歳で結婚するまで部屋にクーラーが無かった。実家でも下宿でもアパートでも会社の寮でもクーラー無しで、
「暑い~暑い~」
なんて呟きながら生活していたのだ。
当時、暑さを紛らわせるのにジョージ・ベンソンの何枚かのアルバムには随分と世話になった事を思い出す。この「イン・フライト」も大学生の頃、クソ暑いアパートの部屋で毎晩のように流していた。
日中部屋にこもった熱気をかき回す扇風機にあたりながら、上半身裸に首からタオルを掛けて、
「いや~~、こんなに暑いと死ぬかもしれんぞ!」
なんて呟きながらホカ弁を食べていたのだが、「イン・フライト」のおかげで、頭の中ではクーラーがビンビンに効いた高級マンションの一室で、ワイン片手に凄くイイ女を口説いている自分をイメージしていた。(←ホント・・馬鹿だ。)
で、「イン・フライト」だが、まだ80年代の強いAOR色が出ていないアルバムなので少々地味な印象がある。それでも、オヤジが大好きなバブリーで洒落たジョージ・ベンソンの到来を予感させる部分は十分に感じられて、個人的には隠れた名盤だと思っている。
まぁ、本音を言うと、ベンソンのアルバムは全部好きなので、どれでも名盤なんだけどね・・。
[Music George Benson]




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