ソナタ・アークティカの「エクリプティカ」を聴いてみた。

中年と言われる年代になると、食べ物の好みが変わる。若い頃好きだったものが嫌いになり、逆に見向きもしなかったものが好きになったりする。昔は、
「サラダなどというものは、肉料理のオマケじゃ!あっても、なくても関係ない。」
くらいにしか考えていなかったのに・・・・・。
さて、これと正反対なのが音楽の好み。
若い頃好きだった曲は、今でも基本的には大好きで、新しい曲を聴けば聴くほど好みの音楽は増えてゆく。歳をとるごとに、まるで雪ダルマのように好きな音楽が膨らんでゆくのだ。
今現在、その雪ダルマの1番外側辺りにくっついているのが、ソナタ・アークティカのデビューアルバム「エクリプティカ」だ。
僕はどちらかと言えば、ヘビー・メタルと言われる分野は苦手なのだが、6~7年前に、彼等の機械のように正確なバッキングとハイトーンのボーカル、メロディアスなキーボードと超早弾きのギターを聴いた時、
「ちょっと聴いていない間に、ヘビー・メタルもこんなになっていたのか・・・。」
と、愕然とし、同時に感無量となって、このアルバムもソナタ・アークティカというグループも好きになった覚えがある。
当時のオヤジは、
「ソナタ・アークティカというバンドは、進化しつくしたヘビー・メタルで、まるでサーカスを見るようなものじゃ!」
と感じていた。
実に面白いバンドだと思っている。
Sonata Arctica : Blank File
[Music Sonata Arctica]
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