神崎・オン・ザ・ロードの「オープン・マイ・ロード」を聴いてみた。

「そう言えば、そんな事があったよなぁ・・・いやはや・・・。」
とまぁ実に懐かしく、今考えると恥ずかしい行為のオン・パレードで、つくづく、
「若かったよなぁ・・・。」
なんて思った事だった。
当時の事を思い出すと、我々のような学生バンドが人前で演奏できる場所というのは、そうそう無かった。せいぜい校内の定期コンサートか文化祭で演奏する程度だったので、ライブハウスに出演することは、一種のステータスのようなもので、その為にどのバンドも日々練習に励み、レパートリーを増やす事に必死だったように記憶している。
さて、ライブハウスで思い出したのだが、オヤジが初めて本格的なライブハウスへ足を踏み入れたのは大学受験が終わった直後、1982年の2月頃だったように記憶している。場所は新宿の「ピット・イン」。昼の部に出演中の神崎・オン・ザ・ロードを見に行ったのだ。
神崎・オン・ザ・ロードの神崎ひさあき氏は、オヤジと同じ高知県出身のサックスプレイヤーで、面識があった訳でも何でもないが、単に同郷というだけで、オヤジは妙な親近感を持って彼の音楽を聴いていた記憶がある。
久しぶりに古いカセットテープで流したアルバム「オープン・マイ・ロード」は、
「高知の田舎出身でも、これだけ洒落た音楽が出来るのだよ。なめるんじゃないよ!」
などと当時考えていたのを思い出させてくれた。
あのころから30年近い年月が流れてしまったが、いまだにオヤジは「ライブハウス」という言葉を耳にすると、胸の奥がジワリと熱くなるような気がするのだ。
神崎 on the road ・ Open My Road
[Music 神崎ひさあき]




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