菊池ひみこの「オー・ライ」を聴いてみた。

「70~80年代の古いフュージョンアルバムばっかり聴いてると、ジジイになってしまう!」
そう考えて、気分転換にアマンダ・ブレッカーの「ブラジリアン・パッション」を聴いた話をしたが(←こちらです。)、実はこの時聴いていた古いフュージョンアルバムの中に、
「ジジイになってもいいから聴き続けたい。おお~懐かしや懐かしや~バンドやってた頃を思い出すわ~。」
などと、一人感涙にむせび泣いたアルバムがあったのだ。(←我ながら何故こんな大袈裟な表現をするのか分からないけど・・。)
そのアルバムとは、菊池ひみこの「オー・ライ」というアルバムで、大学2回生の頃、収録曲のいくつかをバンドで演奏した事を覚えている。
当時、菊池ひみこというピアニストをどんな経緯で知ったのかは忘れてしまったが、初めて聴いた時に、
「ああ~イイよなぁ~。哀愁があって女性的で・・・でも正統派のフュージョン音楽って感じはキチンとするし・・・。」
そんな事を感じたのを覚えている。
今回久しぶりに聴いても、それは全く同じで、
「こういう音楽こそ、我が青春のフュージョンミュージックなんだよ。おい君、分かるかね?」
と、誰かに話し掛けたくなったばかりか(←聞く方は、オヤジの懐古趣味と思うだろうけどさ・・・。)、流したのが当時の古いカセットテープなので、良い意味で音の悪さが昔の雰囲気を醸し出し、
「そうそう、こんな音を聴きながら、必死でベースラインをコピーしたもんだわ・・。」
なんて事も思い出したのだ。
このアルバム、現在は廃盤らしく手に入れるのは難しいようだが、良い音で改めて聴いてみたいとオヤジは思っている。
Himiko Kikuchi - calling waves
[Music 菊池ひみこ]




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