マンハッタン・トランスファーの「カヴァーズ」を聴いてみた。

なんて事を考えている。
オヤジはこのブログで時々若かった頃の曲にまつわる昔話を書いているが、最近は筆が止まっている。と言うのも、現在大学2回生の終わりまで書き進んで、
「さて、次は3回生の頃の思い出だが・・・。」
などと思いを巡らすのだが、どうも記憶があやふやで、色々と思い出してもそれが3回生の頃なのか4回生の頃なのかがはっきりしないのだ。そんな中、
「前回、何の話を書いたかなぁ・・?」
なんてことを思い、過去記事を検索してみたらマンハッタン・トランスファーの話をしている。(←こちらです。)
「う~む・・・マントラねぇ・・・。そういえばあの当時よく聴いてたわなぁ・・。」
などと呟きながら、再び頭を巡らすと、当時とは全く関係のないマンハッタン・トランスファーのアルバムが頭に浮かんできた。「カヴァーズ」である。
頭に浮かんだものはしょうがないので話を進めるが、実はこのアルバム、オヤジは非常に“微妙”だと思っている。何が“微妙”かと言うと、「カヴァーズ」の中身はマンハッタン・トランスファーが豪華ゲストを迎えて共演するカバー・アルバムで、全体的にはイケイケムードがあふれる楽しい楽曲が続く。豪華なゲスト達(←フィル・コリンズ、BB・キング、スモーキー・ロビンソン、ジェイムズ・テイラー等々)の個性も出ていて、まさに文句の言いようが無いような気がするが、冷静に聴いてみると、当たり前の事だがマンハッタン・トランスファーの個性が他のアーティストの個性に埋没している感が否めないのだ。
「共演とはそんなもんよ!」
と言われればそれまでだが、彼らのアルバムとして「カヴァーズ」を聴こうとすると良いのか悪いのか、実に“微妙”なのだ。
様々な意見があるかと思うが、マンハッタン・トランスファーのファンの一人としては、「カヴァーズ」は何となく余計なアルバムのような気がしてならない。
[Music The Manhattan Transfer]




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