クイーンの「世界に捧ぐ」を聴いてみた。

あの頃、周りの友人にクイーンの良さを必死で説明しても、あの化粧と衣装のイメージが邪魔して、なかなか分かってもらえなかった事がある。
特に、フレディー・マーキュリーのもっこりタイツと胸毛は評判が悪かった。でも、当時の僕は、
「フレディー・マーキュリーこそが、クイーンの全てである。」
と思っていた。
彼のヴォーカルには、それだけのドラマとインパクトがあると感じていた。
そんな事を、思い出しながら聴いたのが、「世界に捧ぐ」だ。
クイーンの良さをここで色々書いても、実際に聴く以上に、その素晴らしさがわかる方法はないと思うので、しょうがないのだが、
まあ、久しぶりにクイーンを聴くのは、
「このへんのアルバムがいいかな~?」
と思ったわけです。
んで、1曲目の「ウィ・ウィル・ロック・ユー」から、どっぷりですね。堪能しました。
Queen- We Will Rock You and We Are The Champion (Live)
[Music Queen]
クイーンの「オペラ座の夜」を聴いてみた。

僕は、中学生の時にラジオで初めてこの曲を聴いた時、かなり面食らった事を覚えている。
「これは、ロックなん?よく分らんけど、とにかくすごく変な曲やな~。う~む、気持ちが悪いぞ。」
それが第1印象だった。
あれから30年以上の時間が経っているけれど、「ボヘミアン・ラプソディー」は、聴き慣らされた耳には名曲に聴こえるが、一歩引いて、ちょっと冷静に耳を傾けると、アカペラで始まり、ピアノでの弾き語り、オペラ風のコーラス、ギターが唸るハードロックと曲の雰囲気が次々と変わり、
「やっぱり、かなり変な曲である事は間違いないなぁ。」
と思ってしまう。
最初は変な印象が、何度か聴くと知らぬ間に耳から離れなくなり、最後には何故か感動してしまう。その後は、何度聴いても、
「これは名曲じゃ~、これは名曲じゃ~。」
と叫ぶようになる。
記憶に残る名曲というのは、僕の場合こういうパターンが結構多く、そんな経験から、
「最初の違和感は、大化けする。」
そう思いながら、音楽を聴く事にしている。
Queen - Bohemian Rhapsody
[Music Queen]
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クイーンの華麗なるレースを聴いてみた。

ここ数年来、衣装の主流は和装柄をあしらったきらびやかな物が多く、すぐに昔の事に思いを馳せてしまうオヤジは、
「衣装もカッコ良くなったもんじゃ・・。我々がよさこいを踊っていた30年近く昔は浴衣姿のチームが多かったのになぁ・・・。」
なんて事を考えていた。
そして、その時ポンと頭に浮かんだのが、着物を着て歌う、クイーンのフレディー・マーキュリーの姿だった。
先月、久しぶりにクイーンのアルバム、「華麗なるレース」を聴いた影響だと思うが、僕が高校生の頃に本屋で立ち読みしていた雑誌「ミュージック・ライフ」に、裸の上に着物を羽織り、裾からスネ毛いっぱいの足を出して歌うフレディーの写真が掲載されていた記憶がある。
そんな訳で、思い出しついでに「華麗なるレース」の話をするが、実を言うとオヤジは、
「このアルバムは、クイーンの中で一番良く出来たアルバムじゃ。」
そう考えている。
細かい内容云々じゃなくて、クイーンというバンドの歴史の中で、フレディーを中心にした彼等の耽美で独特の世界が頂点を極めた作品であり、前作の「オペラ座の夜」よりも、より深いクイーンの世界を堪能できる内容だと思うのだ。
僕はクイーンというバンドに対して特に思い入れが深いが、中でも、最もクイーンらしいアルバムと言えば、「華麗なるレース」がまず頭に浮かんで来る。名盤だと思っている。
Queen- Somebody to Love
[Music Queen]
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