ソナタ・アークティカの「サイレンス」を聴いてみた。

「どうもヘビー・メタルという音楽が苦手だ。」
なんて事を時々書いてきたが、最近その理由が分かった気がする。情けない話だが、
「年齢的に、あの押しまくるスピード感とシャウトしまくるキンキン声に、ついて行けなくなったんじゃないか?」
そんな事を感じるのだ。
「じゃぁ、どの辺まではついて行けたの?」
なんて考えると、最後はソナタ・アークティカのような気がするのだ。
このバンドを最初に聴いた時は、
「ゲゲッ!ちょっと聴かない間に、ヘビメタってこんなになってたんだ!恐ろしや~恐ろしや~。」
なんて驚くと同時に、
「馬鹿みたいにスピーディーだけど、叙情的な部分があって、悪くはないよなぁ~」
そう感じた事を覚えている。
今回聴いた「サイレンス」も同じで、彼らの十八番であるスピード感溢れる演奏の中にも、オヤジの大好きなメロディアスで哀愁を感じる部分がきちんと存在していて、
「やっぱヨーロッパのバンドじゃないと、こうはならないよなぁ~。」
なんて事が頭をよぎるのだ。そして、ソナタ・アークティカを聴くと必ず感じるのは『叙情的なロックを作る為には、キーボードの存在は絶対に欠かせない』という事で、縦横無尽のアドリブ以上に、クラシカルな音の厚みを作る上手さに瞠目してしまうのだ。
オヤジは、今後はヘビメタを聴くのがますます苦手になりそうだと感じながらも、
「ソナタ・アークティカくらいのバンドが出てくれば、考えも変わるかな?」
なんて思っている。
[Music Sonata Arctica]
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