マライア・キャリーの「ザ・ワンズ #1’s」を聴いてみた。

「懐かしいなぁ~」
なんて思ったのがマライア・キャリーの「ザ・ワンズ #1’s」だ。
このアルバムが発売された当時、高知市内のアーケード街のCDショップにジャケットと同じマライアのポスターが貼られ、彼女の歌声が店から聴こえていた事を覚えている。
僕は、
「ふ~ん・・マライアのベストアルバムか・・・。多分買って損はないだろうなぁ・・。」
なんて思うと同時に、ポスターを眺めて、
「それにしても、足が長くてスタイル抜群のネェチャンだなぁ・・・。」
なんて事も考えていた。
当時の僕は、R&Bやラップの影響が強く感じられるスタイルに方向転換したマライアをすぐに受け入れる事が出来ずに、
「昔のように、キチンと歌い上げる正統派のスタイルの方が絶対カッコ良かったのになぁ~。これから彼女の音楽はどんな方向へ向かうのだろう・・・?」
そう思いながら、
「このアルバムで、これまでのヒット曲を改めて聴いて彼女の歴史を再認識し、今後の事を想像する手掛かりにするべきじゃないのか・・?」
などと、間抜けな音楽評論家のような発想が頭をよぎった記憶がある。
さて、当時こんな事を考えていたにも拘わらず、結局「ザ・ワンズ #1’s」をオヤジが聴いたのは、その2~3年後の事で、今となっては、最近のマライアの音楽活動を全く知らないせいか、
「あの女王様のようなマライアにも、こんなにストレートでハイテンションな名曲の数々があった事を忘れてはいけない!」
などと、“過去の人”的なコメントしか浮かんで来ない。実に情けないのだ。
[Music Mariah Carey]
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