シュローダーヘッズの「シナスタジア」を聴いてみた。

ただ、このBGMの選択が難しい。よく聴く大好きなアルバムだと気が散って作業に集中出来ず、
「気が付くと一緒に歌ってました~!」
なんて事になるし、逆に興味がないアルバムだと、ふと音楽が耳に入った時に、
「何故俺はこんなアホみたいなアルバムを流しているのだ?」
なんて思ってしまう。
そんなわけで、いつも作業用BGMには頭を悩ますのだ。それでもオヤジが乏しい脳味噌で考える作業用BGMのイメージは、
『普段聴かないアルバムで、気が散らない程度に良い音楽である。』
とまぁ、そんな感じだ。
「そんな都合のいいアルバム無いよ!」
って言われそうだが、先日結構イイ線いってるのを見つけた。シュローダーヘッズの「シナスタジア」だ。
さて、ここからはオヤジの独断と偏見に満ちた意見なので、
「そんな事ないよ!」
って思った方は読むのを止めてもらって結構なのだが、とにかく、この「シナスタジア」、メロディー楽器はピアノ(←大きく言えばキーボードだけど)だけで、コレがずっと流れている。リズムが激しい曲もあるが、あくまでもピアノがメインで、ドラムやベースが目立った事をしないので、結局耳はピアノを追いかける。そしてそのピアノが奏でるメロディーは、とても気持ちが良いが、あまり印象に残らない。でも旋律に個性があるのが妙に不思議で、聴いていて“つまらない”わけではない。その辺の微妙さが丁度良いのか、作業中に音が耳に入ってくると、
「お!いいねぇ~」
とは思うが、それ以上手が止まらず、気が散る事もない。
そして、最大の特徴は何故か“音が悪い”って事。ピアノが前面に出てはいるが、楽器全体の音が混然となって出てくるので、細かい点に気が付かない。
「音が悪いのは欠点だが、作業用BGMとしてはOKだわ。」
なんて変な事を考えてしまった。
いずれにしろ、「シナスタジア」は貴重なアルバム。パソコン作業中には今後も活躍してもらいたいと思っている。
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Schroeder-Headz - Blue Bird
[M;Schroder-Headz]



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Category: Jazz/Fusion | Comment(2) | Trackback(0) | top↑ |