サンタナの「シャーマン」を聴いてみた。

「もう少しカラッとした夏にはならないものかねぇ・・・。」
なんて毎年思うのだが、日本の気候では無理な話なのだろう。
「んじゃぁ、音楽だけでもカラッと・・・。」
なんて思った訳ではないが、結果的にカラッとした気分(←分かりにくい表現だなぁ・・。)にしてくれたのがサンタナのアルバム「シャーマン」だ。
元来、サンタナの音楽は夏向きである。ラテンのリズムには照りつける太陽が必須なのだ。特に最近のサンタナの音楽は明るく能天気な雰囲気が溢れていて、夏の暑い時に何も考えないで聴くのにはもってこいだ。
照りつける太陽とうねるようなラテンのリズムにあの分厚くて丸いディストーションが効いたギターサウンドが重なると、頭の中は真っ白になって思考回路が停止し、ただ汗を流しながら、音の塊に身をゆだねる事になるのだ。(←我ながら何でこんな大袈裟な表現をするのか分からないけど・・・。)
アルバム「シャーマン」では色々なミュージシャンとの共演が話題らしいが、オヤジが一番面白かったのは、
『どんなミュージシャンと共演しようとも、結果的には全部の曲がサンタナ・サウンドに包括されている。』
という事で、
「さすがサンタナ!」
そう思いながらも、
「この人の音楽の基本は絶対に変化しないんだなぁ~」
と、瞠目させられた。
じっくり聴いても名盤、聴き流しても名盤、夏の日の汗が噴き出る午後は大音量の「シャーマン」がお薦めですな。どや?
[Music Santana]




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Category: Rock/Pops | Comment(6) | Trackback(0) | top↑ |