ジョン・ピザレリの「ディアー・ミスター・コール」を聴いてみた。

そんな訳で、家の者が寝静まった夜中に、水割り片手にのんびりと音楽を流す事がよくある。休日の夜に、ジャズボーカルかピアノを聴くのがほとんどで、演奏に集中している訳ではなく、ただただ雰囲気だけを楽しんでいる。でも、それだけで気持ちが癒されて、とても良い気分転換になるのだ。
10年ほど前に、ジョン・ピザレリの「ディアー・ミスター・コール」を購入した時は、休日どころか、毎晩のように水割り片手にいい気になっていたような気がする。
ジョン・ピザレリはギターの演奏も素晴らしいが、何と言っても、そのボーカルに最大の魅力があると思うのだ。特に、ナット・キング・コールの色々なナンバーをカバーしたこのアルバムは大好きで、夜の水割りのお供として、ずっと活躍してきた。ちょっと鼻にかかる声と、気持ちの良いスイング感で、あっという間に大人のジャズの世界へ引き込まれてしまう。
「俺も、こういうギターとボーカルで気分転換する年齢になったんだな~」
と感じる事が、嬉しくなるアルバムだ。
[Music John Pizzarelli]
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