リトル・フィートの「ディキシー・チキン」を聴いてみた。

記憶を辿ると、リトル・フィートのローウェル・ジョージが死んだ時、高校1年生だった僕は、彼等の音楽の良さが、全然分かっていなかった。
「はっきり言って、どうでもいいバンド。FMラジオで特集があって、テープに録音しても、ほとんど聴かない。」
そんなバンドだった。
考えてみるに、当時の僕には、リトル・フィートは、無理なのだ。彼等の音楽は、ギターのリフや早弾きに憧れる当時の僕のようなお子様には、分からないのだ。
それが証拠に、このアルバムを
「お~っ、いいね~。シブイねぇ~。リズム聴いてるだけで、満足できるぞ!こりゃ。」
と、感じたのは大学生活も終りの頃で、初めて耳にしてから5年以上、発売からは10年近く経過していたと思う。
んで、この時に、
「いいね~。」
なんて思ったにも関わらず、その後も2~3年に1度しか聴かない変なアルバムになってしまった。
今回聴いてみたのも、
「僕も、中年と言われる歳になりましたので、大学生の頃以上に、キチンと聴けます。放っておいて申し訳ないです。すまん、すまん・・・。」
そんな気がしたからだ。
んで、聴いてみると、やっぱり思った通りで、高校の頃は全く意識してなかった女の子が、数年経って同窓会で会うと、えらく美人になっている事にショックを受けて、
「なんで、あの頃気が付かなかったのだろう?」
と、悔しがるような気分(←意味が分からないだろうけど・・・。)になってしまったのだ。
[Music Little Feat]
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