マーヴィン・ゲイの「マーヴィン・ゲイ・ライヴ!」を聴いてみた。

「何か懐かしいアルバムは無いかね・・・?」
なんて思いながら棚を眺めていると、見た瞬間にピンとくるジャケットがあった。マーヴィン・ゲイの「マーヴィン・ゲイ・ライヴ!」である。
相変わらず超個人的な思い出話で申し訳ないが、大学時代同じサークルにH川さんという先輩がいた。彼はソウルやR&Bにやたらと詳しく、
「俺は黒人に生まれたかったのだ!」
などと言って、髪をアフロヘアーにして夏場は部室の裏で裸になり毎日のように日光浴をして黒人に変身しようとしていた。(←周りの友人達からは、「フィリピンのポン引き!」なんて言われていたけど・・・。)
僕は、H川さんのアパートに泊まった時に、初めてこの「マーヴィン・ゲイ・ライヴ!」を聴いた事を覚えている。彼が、
「このアルバムでギター弾いてるのは、デイヴィッド・T・ウォーカーだぜ!」
なんて言った事で興味を持って耳を傾けたのだ。
さて、そんな事は思い出しても、アルバムの中身の記憶は全く無いので、早速レンタルして家で流してみたのだが、いやはや・・・これが実に良いアルバムなのだ。昔聴いた時には何とも思わなかったであろうフレーズや、声、演奏や歓声全てがカッコ良くて、ちょっと瞠目してしまったのだ。
「今更何を言っとるのかね?」
なんて言われそうだが、ちょっとこのアルバムを見直したオヤジなのだ。
そういえば、マーヴィン・ゲイが射殺された時も、H川先輩は一人大騒ぎしていた記憶がある。
今、彼は何をしているのだろう?僕が大学を卒業する時もまだH川さんは学生だったのだが・・・・。
[Music Marvin Gaye]
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Category: Rock/Pops | Comment(4) | Trackback(0) | top↑ |