ラリー・コリエルの「トリビュータリーズ」を聴いてみた。

さて、何故急にこんな事を思い出したかと言うと、昨日オヤジのi-phoneに入っているアルバムをチェックしていて、ラリー・コリエルの「トリビュータリーズ」が目に止まったからだ。このラリー・コリエルというギタリストが、昔オヤジと同じオベーションのギターを愛用していた記憶があるのだ。(←当然オヤジのよりも数段グレードが高い器種だけどね。)
ラリー・コリエルは、正直言うと苦手な部類に入るギタリストだ。彼の音楽は変化が激しい。ロックなのかジャズなのか?クラシックが好きなのか?・・とにかく掴み所がない。では、
「掴み所が無いのが魅力なのか?」
と聞かれると、そうじゃなくて、音楽が変化する度に、取って付けたような薄っぺらな印象をオヤジは持ってしまうのだ。(←あくまでもオヤジ個人の感想ですよ。)
「じゃあ、何で『トリビュータリーズ』なんて聴いてるのよ?」
と突っ込まれそうだが、オヤジはこのアルバムを単にギタープレイを楽しむ為に聴いている。「トリビュータリーズ」は一応ラリー・コリエル名義のアルバムだけど、ジョン・スコフィールドとジョー・ベックという、まぁこちらも一筋縄ではいかないギタリストを迎えて3人がギターで火花を散らすアルバムだ。3人共ギターは抜群に上手い。聴いていて、
「こんなに弾けたら凄いよなぁ・・。」
そう感じるテクニカルなフレーズがどんどん出てくる。さすがに若い頃のようにコピーしようなんて事は考えないが、『ギターは、テクニックが全てだ!』そう考えていた中学生の頃に気分だけ戻して楽しむわけだ。
このアルバム、若返り効果があるような気がするぞ・・・。
[Music Larry Coryell]




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