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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ ビル・エバンス
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子供が生まれた時も音楽を聴いていたのだ。

2008.07.19 Sat
 先日テレビの時代劇チャンネルで「暴れん坊将軍」の再放送をボケ~っと眺めていた。僕は昔の時代劇が結構好きで、テレビのチャンネルをポチポチと回していて、特に見たい番組が無い場合は、時代劇をボンヤリ眺めている事が多い。この辺がオヤジなのかも知れないが、前出の「暴れん坊将軍」「江戸を切る」「大江戸捜査網」「伝七捕物帳」「鬼平犯科帳」「必殺シリーズ」「銭形平次」「桃太郎侍」、 「遠山の金さん」とまあ、挙げ始めたらキリがない。いずれのドラマも大ファンという訳ではないが、見ていて全然退屈しないばかりか、結構面白いと思ってしまうのだ。
ちょんまげ天国 ~テレビ時代劇音楽集~ ちょんまげ天国 IN DEEP こんな調子だから、僕はちょっと面白いアルバムをMDにダビングして持っている。「ちょんまげ天国 ~TV時代劇音楽集~」「ちょんまげ天国IN DEEP大江戸サラウンド仕様」だ。この2枚のアルバムは時代劇の主題歌や挿入曲が色々と聴けて、なかなか面白く、TUTAYAで目にした時に、すぐにレンタルして、時々聴いていた記憶がある。そんな事を思い出しているうちに、妙な事が頭に浮かんできた。
 今から13年ほど昔の事だが、女房が次男を出産する為に高知市内の産婦人科に入院した。次男の場合、予定日を1週間以上過ぎても陣痛が来なくて、医者の判断で陣痛促進剤を点滴して、出産する事になった。女房に付き添った僕は、薬の影響で陣痛が起り、ストレッチャーに乗って分娩室の隣の部屋に女房が移った後、1人病室で出産を待つ事になった。僕は長男が生まれた時の経験から、
「まだまだ数時間は生まれるものじゃないな・・・。」
 と思っていたので、
「う~む・・・。退屈だな・・・。しょうがない、テレビでも見るか・・。」
 なんて考えて、病室のテレビのスイッチを入れた。午後のワイドショーをボンヤリ見ながら暇をつぶし、その後の夕方のドラマの再放送で、「水戸黄門」が始まった。
「ほ~っ、水戸黄門か。時間を潰すのには、こういう時代劇がちょうどいいな・・・。」
 そう思い、オープニングで流れる主題歌を聴いていた。その時、突然病室に看護婦さんが入ってきて、
「ご主人!おめでとうございます!男の子です。」
 なんて言われてメチャクチャ焦りまくったのだ。
 そんな訳で、僕は水戸黄門の主題歌を聴くとなんとなく胸騒ぎがして落ち着かないのだ。
 その後、女房にこの話をすると、
「あんたは、私が苦しんでいる時に水戸黄門かね?」
 と散々嫌味を言われた事だった。
 そう言えば、長男が生まれた時も僕は実にタイミングが悪かった。
スタンダーズ VOL.1 ワルツ・フォー・デビー こちらは、今から17年近く前の話になるが、その頃僕はまだ東京でサラリーマンをしていた。夜中に女房の陣痛が始まったので、病院へ連れて行ったのだが、その後女房の陣痛は治まってしまい、翌日も丸一日陣痛が起きる気配が無かった。入院2日目の夜になり、再び若干の陣痛が起き始めたが、ずっと病院で付き添っている訳にもいかず、僕は家へと一旦引き上げた。そして病院からの連絡を家で待っていたのだが、酒を飲む訳にもいかないので、コーヒーを飲みながら、ビル・エバンスキース・ジャレットの静かなピアノのCDを聴いて、ドキドキする気持ちを落ち着かせようとしていた事を覚えている。多分、「ワルツ・フォー・デビー」「スタンダーズVol.1」あたりじゃないかと思うのだが、とにかく、落ち着こうと、一生懸命彼等のピアノに耳を傾けていた記憶があるのだ。
 時計の針が午前3時を回り、翌日の仕事の事も気になり始め、
「う~む。これだけ連絡もないし、今日は生まれないな。明日の朝、病院へ顔を出す事にして、寝るか・・・。」
 そう考えて、ベッドへ横になった。
 と眠りに入って、30分ほどした時に突然家の電話が鳴った。飛び起きて、電話に出ると、
「おめでとうございます。元気な男の子ですよ~!すぐにこちらへ来られますか?」
 なんて看護婦さんから言われ、慌てふためいて、オロオロした記憶がある。
 この事も、後に女房に話すと、
「あんたは、私が苦しんでる時に音楽聴いて、高いびきかね?」
 とこれまた散々嫌味を言われた事だ。
 流石に水戸黄門の主題歌のように、ビル・エバンスキース・ジャレットはドキドキして落ち着かない事は無いのだが、初めての子供が生まれる緊張の中で聴いていたアルバムがこの2人だった事は、悪い気はしていない。
 とまあ、また勝手な思い出話を記事にして、アホらしい事この上ないが、とにかく、こんな事が頭に浮かんだ訳なのです。
 あっそうそう、三男の時は慌てなかったですよ。夜中にキチンと病院に行って、テレビを見る事も、音楽を聴く事も、オロオロする事もなく生まれました。女房にも嫌味は言われてません。

   
[Music Keith Jarrett] [M;Bill Evans] [Music ほか]


Theme:音楽的ひとりごと | Genre:音楽 |
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Category: 思い出の曲話 | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |