エリック・ゲイルの「ブルー・ホライゾン」を聴いてみた。

「1年中、Tシャツと半パンとゴム草履で過ごしたいものだ・・・・。」
と考える僕にとっては苦手な季節だ。
まあ、冬に温かい部屋の中で、熱燗でも飲みながら湯豆腐やおでんをつつくのは大好きなのだが、木枯らしが吹きぬける街角を、背中を丸めて歩く事を考えると、ちょっと憂鬱になる。
「これから暫くは、家の中で温かく過ごすのが一番だな~。」
と、最近は思っている。
エリック・ゲイルの「ブルー・ホライゾン」は、気分だけでも暖かい夏にしてくれる。日差しのきついカリブ海の島々が頭に浮かぶアルバムだ。
高校生の時、スタッフのアルバムでエリック・ゲイルのギタープレイを初めて聴いた時に、まさか彼がこんな洒落たアルバムを作るとは夢にも思わなかった。
当時のエリック・ゲイルの印象は、
「泥臭いブツ切れのようなアドリブを弾く、怖い顔のオヤジ。」
だった。
でも、そのブツ切れの感のあるアドリブは、実に心に響いて、頭にこびりつく。一度聴いたら忘れられないフレーズとなるのだ。
そんなアドリブを楽しみながら、夏を感じてのんびり聴くには最高のアルバムだと思います。
[Music Eric Gale]
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