ザ・スクウェアの「ベスト・オブ・ザ・スクウェア」を聴いてみた。

なんて言いながら、先週末は肉体労働で、以前から我が家の懸案であった『家具の配置換え』をした。女房と2人、箪笥やらソファーやらサイドボードやらを、あっちへ動かし、こっちへ動かし、いらない家具は分解して廃棄し、引出しの中や食器棚を整理して・・・とまぁ半分は断捨離だ。この作業、土曜の午後からスタートして、終わったのは日曜日の昼。
「いや~~ヤレヤレ、終わった~。」
なんて言いながらシャワーを浴び、遅い昼食のざるそばをすすりつつ、グッと飲むビールの美味かった事。五臓六腑に染み渡るとはあの事だった。
で、昼食後は、新しく配置したソファーに転がってボンヤリと音楽を聴くのだが、こんな時のアルバムは、少々能天気じゃないとダメ。だって、時は夏、シャワーを浴びてスッキリした体に、お腹は満たされ、ビールのアルコールが少しまわっている。『プールの後のダルイ午後』のような感覚を楽しむのに、コルトレーンやマイルスでは、疲れが倍増する。
そんなわけで引っ張り出したのは、ザ・スクウェアのベストアルバム「ベスト・オブ・ザ・スクウェア」だ。
オヤジが思うに、ザ・スクウェアは、ジャズ・フュージョン界ではかなり能天気な部類のバンドだと思っている。
「そんな事ないよ!おい!」
って怒り出す人は、アホなオヤジの戯言と無視してほしいが、オヤジが言いたいのは、能天気とは言っても、コレは決して悪い意味ではなくて、シンプルで何も考えなくてもよい音楽って意味だ。もっと言うと、メロディーが素直過ぎて一瞬幼稚に思うが、逆にその分誰でも楽しんで聴ける分かりやすい音楽を信条としているのがザ・スクウェアだと言いたいわけで、決してザ・スクウェアのメンバーが能天気という意味ではない。
特にこの「ベスト・オブ・ザ・スクウェア」は80年代のナンバーが中心で、オヤジの若い頃(←コッチは本当に能天気だったな)の様々な思い出とクロスする曲があり、懐かしい思いいっぱいで全編楽しんだ。
でもまぁ、本当の事を言うと、今回このアルバムを引っ張り出した一番の理由はジャケット。以前からコレ大好きなんだよなぁ・・・・へへへへっ。
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