マイク・マイニエリの「ワンダー・ラスト」を聴いてみた。

「ヴィブラフォンが演奏出来る奴が信じられない!」
なんて話をしたが、ヴィブラフォン繋がりで懐かしいミュージシャンが頭に浮かんだ。マイク・マイニエリである。
彼には「ラブ・プレイ」という名盤があるが、今回聴いたのは「ワンダー・ラスト」の方。25年以上も昔のカセットテープなのでメチャクチャ音が悪いが、大学生の頃の思い出が頭をよぎる懐かしいアルバムだった。
僕がマイク・マイニエリというミュージシャンを知ったのは、渡辺香津美のアルバム「トチカ」からで、まだ高校生の頃だった。時を同じくして深町純&ニューヨークオールスターズのライブアルバムを聴いて彼のプレイに感動し、
「マイク・マイニエリってのは凄いモンじゃ。ヴィブラフォンってのは凄いモンじゃ!」
なんて事を考えるようになったのを覚えている。
前回の記事で、
『オヤジは無条件にヴィブラフォンが演奏出来る人間を尊敬し、偉いと思ってしまう。』
などと書いたが、その始まりはマイク・マイニエリで、その後ゲイリー・バートンやミルト・ジャクソンを知るまでの数年間は、
「ヴィブラフォンと言えば、マイク・マイニエリでしょ!!」
だったのだ。
さて、この「ワンダー・ラスト」は1980年代初頭のフュージョン華やかなりし頃のアルバムで、収録曲がテレビのCMに使われていたせいか、アパートの部屋で寝転がってボンヤリとテレビを眺めている若い頃の自分の情景が頭に浮かんで来た。当時の匂いがプンプンする名盤だと思っている。
[Music Mike Mainieri]
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