クイーンの「ライヴ・キラーズ」を聴いてみた。

で、この時に、実は続けてもう一枚アルバムを聴いている。クイーンの「ライヴ・キラーズ」だ。こっちも同じで、
「おぉ~懐かしい!高校の時の下宿風景が目に浮かぶ!」
なんて言いながら、TOTO同様に感慨にふけったわけだ。
思い起こせば、オヤジが初めて「ライヴ・キラーズ」を聴いたのは高校2年の時だった。高1の終り頃からクイーンに目覚めたオヤジは、周りの音楽仲間にクイーンのファンがいなかった事もあり、半分ヤケクソ気味に彼等のアルバムを聴いていたのを思い出す。
「何で周りの人間はクイーンを馬鹿にするのだ?こいつら恰好は変だけど音楽は凄いぞ!」
そう呟きながら、彼等のスタジオ盤をテープが擦り切れる程聴いていた頃、初のライヴ・アルバムとして「ライヴ・キラーズ」が発売されたのだ。
オヤジはクイーンがライブでスタジオ盤の世界をどう表現するかに強い関心を持っていて、「ライヴ・キラーズ」を特集するFM番組を聴くのが待ち遠しくてたまらなかった事を覚えている。そして初めて耳にしたクイーンのライブの音に感動し、スタジオ盤以上の迫力に圧倒されてしまった。
さて、ここからはチョイト冷静な話をするが、実を言うと「ライヴ・キラーズ」は音が悪い。
「もうちょっと良い音にならなかったかね?」
そんな不満がいつも残る。しかし、このアルバムからは、スタジオ盤とは異なるクイーンの世界を垣間見る事が出来、このバンドがライブでも高い音楽性を維持したまま我々に感動を与えてくれる事がよく分かる。そして、聴けば聴くほどフレディー・マーキュリーの存在の大きさを認識させられる。
「フレディー・マーキュリーってこんなに凄いんだ・・・。」
そう思うのは、下宿の部屋の片隅でFMラジオに耳を傾けていた頃も、家族がいない間に懐かしさと共に耳を傾ける現在もまったく同じなのだ。
以前から何度も言っているが、やっぱりフレディーあってのクイーンなのだ。惜しい人を亡くしたものだ・・・改めてそう思います。
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Category: Rock/Pops | Comment(4) | Trackback(0) | top↑ |