エマーソン・レイク&パーマーの「ラヴ・ビーチ」が聴いてみたい。

一番音楽が聴きたくてしょうがなかった頃に聴く事が出来なかった恨みは、大人になってから、
「あの時の敵討ちじゃ!」
とばかりに、『見境なくアルバムを手に入れる。』という悪しき習慣となってオヤジに根付いている。
まぁ見境なく手に入れたアルバムでも、中身が良ければ、
「おお・・もっと早く聴いておくべきだったわ・・・。」
なんて思うくらいで済むのだが、厄介なのは、最初から中身が良くない事が分かっているのに、どうしても聴きたいアルバムが存在するという事だ。世間で酷評されたアルバムに、
「ほう・・・どんだけ酷いアルバムなのかな?ふふふふっ・・・」
と“怖いもの見たさ”的な思いが、ついつい湧いて来るのだ。
そんなアルバムの1枚にエマーソン・レイク&パーマー(←以下ELP)の「ラヴ・ビーチ」がある。これが発売された時の衝撃は凄く、
「これでELPのプログレは終わった。」
なんて言われたもんだ。そもそもジャケットの3人のフヌケ面は何なんだ?これがあの「恐怖の頭脳改革」のELPなのか?彼らも
「作りたくて作ったアルバムじゃない。」
とか、
「たまにはポップ音楽を演ってみたかったが、俺達には無理だった。」
なんて変なコメントを残している作品で、作る方の投げやりなスタンスがそのまま反映された最悪のアルバムのようだ。
・・・とまぁこうなってくると、俄然聴きたくなる。何とか手に入れたいと思っている1枚なのだ。俺って変かなぁ・・・?
[Music ELP]




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