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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ レインボー・オン・ステージ
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レインボーの「キル・ザ・キング」と合宿の流れ星の話。

2007.08.03 Fri
レインボーオンステージ

 高1の夏休みの終りに、僕達はバンドの合宿を計画した。場所は高知市から1時間ほど離れた僕の実家の近くにある神社の社務所で、数日間無料で貸してくれるとの事だった。
 叔母さんに頼んで、軽トラックでドラムセットやアンプ類、キーボードなどを実家へ運んでもらい、そこから山の上にある神社まで皆で楽器を運んだ事を思い出す。
 秋口に何組かのバンドが出演するコンサートを控えて、集中的に練習しようと思った事もあるが、今考えると、単に、
「コンサートに向けて、皆で合宿をする!」 
 という事をしてみたかったんだと思う。
 その頃のメンバーは当初のメンバーから少し変っていて、元々ベースのK藤君がボーカルになり、代わりにプログレに詳しいY川君がベースを弾いていた。
この合宿の練習曲のメインは、レインボー「キル・ザ・キング」で、僕達はコンサートの1曲目で、この曲をぶちかましてやろうと考えていた。
「キル・ザ・キング」は、ギターのリッチー・ブラックモアとドラムのコージー・パウエル、ボーカルのロニー・ジェームス・ディオの三人がレインボーに在籍していた、油の乗り切った時期の代表曲で、気持ちの良いスピード感が特徴の曲だ。
 僕がこの曲を演奏したいと思ったのは、かっこいいのはもちろんだが、ちょっと前にレパートリーに加わったディープパープル「紫の炎」がわりと上手くいった経験から、
「うちのバンドは、ドライブ感のある曲が向いているんじゃないか?」
 と、思っていたからだ。
 まあ、そんな思いもあり、合宿の数日間で、この曲が演奏出来るようになった記憶がある。
 この合宿の日々は、そんな事以外、あまり記憶に無いのだが、一つだけ頭にこびりついて離れない事がある。
 流れ星の事だ。
 合宿中、僕ら5人は枕を並べて寝ていたが、毎晩のように夜更けまで色々と話し込んで、時には明け方まで起きていた。色気づいてきた僕達の話の内容は、8割が女の話だった。
 キーボードのI川君が
「俺は秋のライブが済んだらSちゃんに告白するぞ。」
などと言い始めると、
「お~そうか、そうか。それはえいにゃあ~。おんしゃあSが好きやったがか?そういえば、なかなか可愛いもんにゃ~」
 と、ボーカルのK藤君が話を聞いてやる。
「おう。かっわいいろうがや。俺はこの枕をSちゃんやと思うて寝るぞ。」
「よだれ垂らすなや~。」
「あほう、なんでお前はそうロマンチックやないがな?そういう男は女にもてんぞ!」
「まあ、俺の彼女はドラムやきねえ~。」

 などと、ドラムのN田君が言っている。
 こんな風に僕達は、“Aさんがいい”だの“Bちゃんが可愛い”だの、“告白するにはどういう設定が良いのか?”とか、“どんなデートをするのがベストか?”など、実にたわいもない事を、真剣に明け方まで話していたのだ。
 そんな真夜中に、このての話をあんまりしないベースのY川君が
「おい~。外見てみいや~。星がすっごいきれいなぞ~。」
 と言って、窓を全開にして、皆で眺めた夜空は、本当に見事であった。
 手が届きそうな所に無数の星がちりばめられた夜空があり、その中から1~2分ごとに流れ星が落ちてくるのだ。
 K藤君が、
「おいI川、こういう所でSに告白をせんといかんわや。」
「そうやにゃ~。なんで男ばっかり5人で流れ星に願い事せないかんがなや?。けんど、冗談ぬきで、まっこときれいやにゃ~。」

 と、皆で暫く夜空を眺めていた事を思い出す。
 久しぶりに、レインボーの「キル・ザ・キング」を聴くと、突然こんな事を思い出してしまったのだ。
 僕は、昔聴いた曲を聴くと、その頃の風景とか会話を思い出す事が多い。「キル・ザ・キング」もそんな1曲なのだ。

Rainbow : Kill The King





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レインボーの「レインボー・オン・ステージ」を聴いてみた。

2008.05.13 Tue
オン・ステージ 最近温かくなってきたので、休日には健康的に朝の散歩に出掛ける。家の前を流れる鏡川の河畔をトコトコと1時間ほど散歩するのだ。散歩から帰ると、腹が猛烈に減っていて、普段の倍近く朝食を食べてしまう。
「こんなに朝食を食べると逆に体に悪いんじゃないか?」
 なんて考えながら、ついつい食べ過ぎて、ポッコリと膨れた腹を抱えて、暫くは苦しむ事になる。
 最近聴いたアルバムでも、聴き終った後で、
「なんとなく腹いっぱいや~~」
 と感じたのが、レインボー「レインボー・オン・ステージ」だ。
 ちょっと前の記事で、レインボーのベストアルバムに対して、
「今更なぁ~~、新発見もあるまいに・・。」
 などと勝手な事を言った舌の根も乾かぬうちに(←記事はこちらです。)、こんなアルバムを喜んで聴いている自分が情けないのだが、全盛期のレインボーのライブアルバムは、最後まで押して、押して、押しまくる感がある。
 オープニングの「キル・ザ・キング」から、演奏は飛ばしまくって、アルバムの世界へ一気に引き込まれる。中盤の「キャッチ・ザ・レインボー」「ミステリー・テッド」等のバラード曲もライブならではの長いアレンジを丁寧に聴かせる。最後の「スティル・アイム・サッド」では、ライブステージの集大成を思わせる演奏になっていると感じた。
 1枚聴き終ると、疲れて、
「もう、結構です・・・。」
 って言いたくなるが、僕は何故かこのアルバム、年に3~4回は聴いている気がする。
「要は好きなんだな・・・・。」




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