レイ・ブライアントの「レイ・ブライアント・トリオ」を聴いてみた。

「いよいよジャズとウィスキーが似合う季節がやってきたぞ!」
なんて一人興奮しているオヤジなのだ。(←馬鹿だ。)
秋の夜長、まったりとしたウィスキーをロックでやりながら、古いモダンジャズのアルバムを聴くのはオヤジの密かな楽しみだ。本当ならここで一緒に葉巻を楽しみたいのだが、
「まぁ、この楽しみはもう少しジジイになってからだな・・・。」
そう考えている。現在のオヤジは煙草を吸わないが、元来濃い味の煙草が大好きで、特に葉巻の独特の香りが好きでたまらない。そんな訳で、
「老後は葉巻を趣味にしよう!」
などと密かに考えていて、10年後の今頃はジャズとウィスキーに葉巻がプラスされていると思っている。(←勝手な話で申し訳ない。)
さて、葉巻でジャケットが頭に浮かんだのがレイ・ブライアントの「レイ・ブライアント・トリオ」だ。
「葉巻じゃなくて、煙草じゃないかよ!」
と突っ込まれそうだが、頭に浮かんだモノはしょうがない。早速流してみたのだ。
昨年の秋口にもこのアルバムを聴いた記憶があるので約1年ぶりだが、聴く度に名盤だと思ってしまう。ジャケットに写っている煙草をくわえたニイチャンからは想像も出来ないような美しいピアノの旋律が流れてくるのだ。演奏自体はどちらかと言えば淡々として表現に凝った所がないが、それが逆に上品でロマンティックな世界を作り上げ、オヤジの感性にピッタリとハマる。まぁ考えてみれば、この辺のマイナー調の曲は日本人が最も好む所であり、典型的な日本人のオヤジの心に訴えない訳ないのだ。ホント、秋にピッタリのアルバムだとおもうのだが・・・皆様どや?
[Music Ray Bryant]




FC2タグ : レイ・ブライアント レイ・ブライアント・トリオ |
Category: Jazz/Fusion | Comment(4) | Trackback(0) | top↑ |