イーグルスの「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」を聴いてみた。

「こんなのロックじゃないわ。フォークソングじゃ!」
そんな風にしか感じなかったのだ。
で、イーグルスである。
高校生の頃に「ホテル・カリフォルニア」はよく聴いていたが、他のアルバムに関しては当時何も知らなかった。その後30歳を過ぎ中年と言われる年齢に達してようやくイーグルスの良さが分かった時は、彼等のアルバムが発表されない冬の時代であった。そして40歳も随分と過ぎた頃に発売されたのが「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」だった。
このアルバムの良さを言い表すのはなかなか難しい。それぞれの曲が良いのは勿論だが、全体に流れる昔からのイーグルスの雰囲気が、中年となったロック好きのオヤジの心をジンワリと刺激するのだ。曲の詳細など気にせずに、淡々と聴き進むほどに、
「ホント、イーグルスって気持ちがイイよなぁ・・・。」
そんな思いがどんどん大きくなり至福の時間が流れて行く。
2枚組の大作であるにも関わらず、肩の力が程良く抜けたベテランのオーラを感じる名作で、アメリカ西海岸の夢の世界に思いを馳せながら、缶ビールと共に楽しみたい1枚だと思っている。
[Music Eagles]




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