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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ ワルツ・フォー・デビー
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ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」を聴いてみた。

2007.06.19 Tue
ワルツフォーデビィ 大学4回生の頃、すでに、社会人になっている先輩と、酒を飲んだ時に、彼が、
「最近は、こんなの聴いてるんだよ~。」
と、教えてくれたアルバムが、ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビー」だった。
 その時から、20年以上経た今でも、年に何回かは、必ず聴くアルバムになっている。
 僕は、モダンジャズに関して、色々複雑なコメントが出来るほど、聴いた経験も、知識もないけど、このアルバムは、誰もが認めるように、ホントに名盤だと思います。
 部屋の照明を暗くして、水割りでも飲みながら、静かに、じっくりと耳を傾けると、素晴らしい時間が過ごせる事を保証します。
 今日は、これだけ!!

Bill Evans : Waltz For Debby





[M;Bill Evans]
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子供が生まれた時も音楽を聴いていたのだ。

2008.07.19 Sat
 先日テレビの時代劇チャンネルで「暴れん坊将軍」の再放送をボケ~っと眺めていた。僕は昔の時代劇が結構好きで、テレビのチャンネルをポチポチと回していて、特に見たい番組が無い場合は、時代劇をボンヤリ眺めている事が多い。この辺がオヤジなのかも知れないが、前出の「暴れん坊将軍」「江戸を切る」「大江戸捜査網」「伝七捕物帳」「鬼平犯科帳」「必殺シリーズ」「銭形平次」「桃太郎侍」、 「遠山の金さん」とまあ、挙げ始めたらキリがない。いずれのドラマも大ファンという訳ではないが、見ていて全然退屈しないばかりか、結構面白いと思ってしまうのだ。
ちょんまげ天国 ~テレビ時代劇音楽集~ ちょんまげ天国 IN DEEP こんな調子だから、僕はちょっと面白いアルバムをMDにダビングして持っている。「ちょんまげ天国 ~TV時代劇音楽集~」「ちょんまげ天国IN DEEP大江戸サラウンド仕様」だ。この2枚のアルバムは時代劇の主題歌や挿入曲が色々と聴けて、なかなか面白く、TUTAYAで目にした時に、すぐにレンタルして、時々聴いていた記憶がある。そんな事を思い出しているうちに、妙な事が頭に浮かんできた。
 今から13年ほど昔の事だが、女房が次男を出産する為に高知市内の産婦人科に入院した。次男の場合、予定日を1週間以上過ぎても陣痛が来なくて、医者の判断で陣痛促進剤を点滴して、出産する事になった。女房に付き添った僕は、薬の影響で陣痛が起り、ストレッチャーに乗って分娩室の隣の部屋に女房が移った後、1人病室で出産を待つ事になった。僕は長男が生まれた時の経験から、
「まだまだ数時間は生まれるものじゃないな・・・。」
 と思っていたので、
「う~む・・・。退屈だな・・・。しょうがない、テレビでも見るか・・。」
 なんて考えて、病室のテレビのスイッチを入れた。午後のワイドショーをボンヤリ見ながら暇をつぶし、その後の夕方のドラマの再放送で、「水戸黄門」が始まった。
「ほ~っ、水戸黄門か。時間を潰すのには、こういう時代劇がちょうどいいな・・・。」
 そう思い、オープニングで流れる主題歌を聴いていた。その時、突然病室に看護婦さんが入ってきて、
「ご主人!おめでとうございます!男の子です。」
 なんて言われてメチャクチャ焦りまくったのだ。
 そんな訳で、僕は水戸黄門の主題歌を聴くとなんとなく胸騒ぎがして落ち着かないのだ。
 その後、女房にこの話をすると、
「あんたは、私が苦しんでいる時に水戸黄門かね?」
 と散々嫌味を言われた事だった。
 そう言えば、長男が生まれた時も僕は実にタイミングが悪かった。
スタンダーズ VOL.1 ワルツ・フォー・デビー こちらは、今から17年近く前の話になるが、その頃僕はまだ東京でサラリーマンをしていた。夜中に女房の陣痛が始まったので、病院へ連れて行ったのだが、その後女房の陣痛は治まってしまい、翌日も丸一日陣痛が起きる気配が無かった。入院2日目の夜になり、再び若干の陣痛が起き始めたが、ずっと病院で付き添っている訳にもいかず、僕は家へと一旦引き上げた。そして病院からの連絡を家で待っていたのだが、酒を飲む訳にもいかないので、コーヒーを飲みながら、ビル・エバンスキース・ジャレットの静かなピアノのCDを聴いて、ドキドキする気持ちを落ち着かせようとしていた事を覚えている。多分、「ワルツ・フォー・デビー」「スタンダーズVol.1」あたりじゃないかと思うのだが、とにかく、落ち着こうと、一生懸命彼等のピアノに耳を傾けていた記憶があるのだ。
 時計の針が午前3時を回り、翌日の仕事の事も気になり始め、
「う~む。これだけ連絡もないし、今日は生まれないな。明日の朝、病院へ顔を出す事にして、寝るか・・・。」
 そう考えて、ベッドへ横になった。
 と眠りに入って、30分ほどした時に突然家の電話が鳴った。飛び起きて、電話に出ると、
「おめでとうございます。元気な男の子ですよ~!すぐにこちらへ来られますか?」
 なんて看護婦さんから言われ、慌てふためいて、オロオロした記憶がある。
 この事も、後に女房に話すと、
「あんたは、私が苦しんでる時に音楽聴いて、高いびきかね?」
 とこれまた散々嫌味を言われた事だ。
 流石に水戸黄門の主題歌のように、ビル・エバンスキース・ジャレットはドキドキして落ち着かない事は無いのだが、初めての子供が生まれる緊張の中で聴いていたアルバムがこの2人だった事は、悪い気はしていない。
 とまあ、また勝手な思い出話を記事にして、アホらしい事この上ないが、とにかく、こんな事が頭に浮かんだ訳なのです。
 あっそうそう、三男の時は慌てなかったですよ。夜中にキチンと病院に行って、テレビを見る事も、音楽を聴く事も、オロオロする事もなく生まれました。女房にも嫌味は言われてません。

   
[Music Keith Jarrett] [M;Bill Evans] [Music ほか]


Theme:音楽的ひとりごと | Genre:音楽 |
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再び、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」を聴いてみた。

2014.02.04 Tue
ワルツ・フォー・デビー このブログを書き始めてもうすぐ丸7年が経とうとしている。記事の数は900本近くなり、最近は何かアルバムを聴いても、
「コレは以前記事にした事があるかしら?」
 などと記憶もあやふやになり、過去の記事を探して中身を読むと、
「あら?俺こんな事考えてたんだわ・・・。」
 なんて、今とは異なる感想を持っていた当時の自分に気付く事が多い。
 先週もビル・エヴァンスの超有名アルバム「ワルツ・フォー・デビー」を聴きながら過去記事を検索したら、そこにはこのアルバムを知った経緯が書かれていた。(←コチラです)
「そうだった、そうだった!」
 なんて思い出しながら全部読むと、『名盤なり』とは謳いつつも、感想はほとんど書いていない。まぁ、このブログを始めた頃の記事なので、今のようにしょうもない事をダラダラ書く事はせずに、全面的にシンプルな記事になっているようなのだ。(←自分が書いたとは思えないなぁ・・。)
 で、せっかくだから、今回は「ワルツ・フォー・デビー」についてもうちょっと細かい話をしたいと思う。(←年取ってしつこくなったのだな。)
 まず、特に「ワルツ・フォー・デビー」がそうなんだけど、ビル・エヴァンスのプレイの基本は『張りつめるような緊張感の美しさ』だとオヤジは思っている。どんなに砕けた曲でも、また甘くて切ない曲でも、その真ん中にはピンと背筋を伸ばしたような抑制の効いた美しさがあると思うのだ。
「そんなの当たり前だよ!」
 なんて言われそうだが、考えてみるにそんなミュージシャンはそうそういない。どんなに繊細なプレイヤーでも隙を見つける事が出来るのだが、ビル・エヴァンスにはそれが無い。一流の剣客のような雰囲気が漂う、本当は非常に怖い音楽家なのだ。(←勝手な意見だけど)
 そんな事を考え始めると、以前書いたように『「ワルツ・フォー・デビー」は、水割り飲みながらくつろいで・・・。』なんて聴き方は実は間違いで、
「全神経を集中して一つの音も聴き逃さないようにするのが正しい「ワルツ・フォー・デビー」の鑑賞方法かもしれない。」
 などと考えてしまう次第だ。
・・・とまぁ、そんな訳で、今回は以前一度紹介したアルバムのお話でしたが、今後も時々『再び××を聴いてみた。』ってお題で、過去の記事と比較しながら自分勝手な話をしてゆきたいと思ってます。
 皆様よろしくね~。

 
[M;Bill Evans]

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