ジョアン・ジルベルトの「声とギター」を聴いてみた。

で、この野菜、我家はほとんど産直の店で購入する。高知には産直品を扱う店や市があちこちにあり、スーパーで買うよりも新鮮で安いのだ。また無農薬のモノが多く、体に良くて美味い野菜が簡単に手に入る。
先日も、自宅から20分程車で走った所にある産直店へ出かけた。野菜と果物を爆買いする女房を横目に、店内をフラフラ見物していた時の事、ある棚の『オーガニック商品コーナー』なる看板が目についた。その棚には様々な野菜が並んでおり、横に『この棚の商品は化学肥料を使わず、主に有機肥料で育てたモノです』なる説明書きが添えてあった。
「オーガニックねぇ・・・この言葉、少し前に随分流行ったねぇ・・・。」
なんて思いながら、ふと、
「そういえばあの頃、オーガニック・サウンドってのも話題になったわなぁ・・。」
なんて事を思い出した。
オヤジは『人工的な音の装飾を排除した生に近いサウンド』って理解していたが、当時、
「まぁ、こんなのだろうなぁ・・。」
って頭に浮かべつつ聴いていたのが、ジョアン・ジルベルトのアルバム「声とギター」だった。
このアルバム、タイトル通りすべての曲が、彼の歌とギターだけで録音されており、非常に素朴で美しい。年齢を重ねてからのジョアン・ジルベルトを楽しむには持ってこいの1枚だと思っている。
今回、久しぶりに流してみたら、あまりに気持ちが良くて、3曲目辺りで爆睡してしまった。オーガニック云々以前に、夏の午後の何とも言えない気怠さを感じつつお昼寝ができるアルバムとして皆様にお聴き願いたい。今日はここまで。
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声とギター
[M;Joao Gilberto]



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