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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 大野雄二
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「ルパン三世のテーマ」で「ブラス・セクションはええぞ~」と思った話。

2008.02.08 Fri
ルパン三世テーマ ヒストリー

 僕は、高校1~2年の芸術関係の選択科目は、「音楽」の授業を取っていた。当時、バンドを組み、部活ではクラシックギターを弾いていた事もあり、書道や美術や工芸に比べて音楽の授業は非常に楽に感じていた。
 特に、試験は、簡単なペーパーテストと歌を歌えば「はい!OK」だったので、何日もかけて作品を制作する手間もなく、自分に1番合っていると思っていた。
 その上、僕が高1になった時に、音大を出たばかりの若い男の先生が着任して、それまでの、おじいさん先生のつまらない授業から一転、なかなか面白い授業になった記憶がある。
 さて、今回のお話は、その音楽の試験の話である。
 高校2年も3学期がスタートし、実質卒業まであと1年余りとなっても、相変わらず僕は、ギターと音楽の事ばかりを考えながら毎日を過ごしていたように思う。そんな中、高2最後の音楽の試験は、
「音楽なら、何をやってもかまわない。」
 という、一種の発表会のようなものであった。
 “ピアノが弾ける者は演奏し””ギターが弾ける者は、フォークソングを歌い”とまあ、皆面白がって色々な事をやろうとしていた気がする。
 僕は、
「クラシックギターの独奏でもやるかねぇ~。」
 なんて考えて、あれこれと曲を選んでいたが、そんな所へ、吹奏楽部の連中から、ちょっと面白い話が舞い込んできた。
「俺らあ、ルパン三世のテーマを演奏するがやけど、ギターでのバッキングをサポートしてくれんかや?」
 とまあ、こんな話だった。
 僕は、
「ほ~っ。それは面白いの~。よっしゃ!やろう、やろう。その代り、コピーするのは面倒臭いき、コード教えてくれよ~。」
「おお、分かった。そしたら、明日楽譜持ってくるき、土曜日にでも練習やろうぜや。」
 てな事になり、翌日、楽譜と「ルパン三世のテーマ」をダビングしたカセットテープを受け取った僕は、下宿へ帰って早速練習を始めた。
 「ルパン三世のテーマ」は、ジャズ・ピアニストの大野雄二氏が作曲した曲で、誰でも一度は耳にしていると思う。よく聴くと結構スリリングな曲で、ブラス・セクションの奏でるメロディーラインが派手で、なかなかかっこいい。バックのドラム、べース、ギターもシンコペーションを効かせたバッキングでメロディーをガンガン盛り上げる。
「お~っ、こういうのを演奏するのは楽しいにゃ~。コードのカッティングも簡単やし、楽勝!楽勝!」
 そんな事を言いながら、テープに合わせて腰を振り振りギターを練習していた。
 で、いざ、土曜日の放課後の練習に挑んだ訳だが、結果、僕はこの曲にかなり感動してしまったのだ。
 そもそも、それまでの僕は、バンドをやってはいたものの、本格的なブラス・セクションが入った曲を演奏するのは初めてで、トランペットやサックスのラッパ軍団の分厚い音に、ブルブル震える快感を感じてしまったのだ。
「お~っ。こりゃ~かっこええぞ~。」
 てなもんである。
 その上、興奮した僕の気持を察してか、ラッパ軍団は、
「おい~、バックばっかりじゃ、つまらんやろ。アドリブも弾けや~。」
 と言ってくれ、
「そ~かや、そ~かや、ウケケケケッ。」
 なんて笑いながら、いい気になってアドリブまで弾いた事を思い出す。
 肝心の試験本番の記憶はほとんど無いのだが、何回かアンコールをもらい、調子に乗って何度も演奏したと記憶している。
 最近、子供とケーブルテレビのアニメ専門チャンネルで「ルパン三世」の再放送を見るのだが、オープニング・テーマを実に懐かしい思いで、眺めている。
 この記事を書きながら、ふと、
「どうもこの時の快感が、その後ソウルファンクのブラス・セクションがギンギンに入った音楽が好きになる要因の1つだったのかもしれないなぁ~。」
 と思った事だ。

大野雄二 : ルパン三世のテーマ'78





[Music 大野雄二]


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大野雄二の「光と風の四季」を聴いてみた。

2012.08.20 Mon
光と風の四季 久しぶりの更新である。お盆休みからこっち、好きなだけ寝て、好きなだけ食べて、好きなだけ飲んで・・・の怠惰な毎日を過ごしてしまい、音楽は毎日のように聴いてはいるのだが、ブログの原稿なんぞ書く気にもならなかったのだ。
「このままではイカン!」
 と気合を入れて、
久しぶりに何を書こうかなぁ?」
 なんて考えたのだが、ちょっと気になる曲があるので今日はその話をしたい。
 さて、先ほど『好きなだけ寝て・・・』なんて事を書いたが、この年齢になると休日でも早起きになる。オヤジは平日仕事のある日は大体5時半から6時の間に起きるのだが、その辺は休日でも同じで、時によっては平日よりも早く目覚める事がある。
 ただ、休日の場合はすぐに布団から起き出さず、しばらくの間はボンヤリとテレビを眺めている事が多いのだが、そんな時にNHKで「小さな旅」という番組をやってる事が多い。(←調べてみると土曜日の朝5時15分からやってるようだ。)
 日本全国の様々な町や村の一コマを季節感たっぷりに紹介してゆく番組で、休日の朝眺めるには実に良く、心が和む。そして、番組のエンディングに流れるテーマ曲(←調べてみると大野雄二氏の「光と風の四季」という曲らしい。)がとてつもなく哀愁があって、ジワジワジワジワ~~と感動してしまうのである。
 考えてみると、NHKはこのての番組のテーマ曲を付けるのが抜群に上手いような気がする。子供の頃にやっていた「新日本紀行」という番組も、内容は全く記憶に無いけれど、テーマ曲だけは今でも頭の中でグルグル回っている。
 勝手な話だがNHKのドキュメンタリー番組のテーマ曲ばかりを集めたアルバムは無いもんだろうか?オヤジはすぐに買うぞ!どうだ!

NHK「小さな旅」~光と風の四季~


新日本紀行テーマ曲


 
[Music 大野雄二]

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