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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 布袋寅泰
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布袋さんとつればり。

2010.07.12 Mon
 先月、東京に住む高校時代の友人から電話があった。用件は、
「実は週末に『布袋さん』と飲む事になった。『布袋さん』は土佐が大好きらしいので、何か土佐土産をプレゼントしたいと思い、考えていたら『つればり』が頭に浮かんだ。そんな訳で『つればり』を買って送ってくれないか?」
 とまあ、そんな内容だったのだ。
 さて、突然こんな話をしても、『布袋さん』とか『つればり』とか、全く意味の分からない事ばかりだと思うので、少し説明させてもらいたい。
 まず、『布袋さん』とは、そう、ギタリストの布袋寅泰氏の事だ。何故オヤジの友人が布袋寅泰氏と酒を飲む事になったかの説明は省略させて頂くが、いずれにしろオヤジの友人は電話口の向こうで、ギタリストの布袋寅泰氏と酒が飲める事に興奮していた訳なのだ。
つればり 一方『つればり』だが、これは土佐の民芸品で、写真のように着物姿の女性が3人、前かがみで並んでいる人形の事だ。
「はぁ?それがどうした?」
 なんて言われそうだが、この『つればり』、写真のように正面から見ると何て事無いのだが、裏側から見ると結構驚く。実は『つればり』とは3人の女性が着物をまくり上げてオシッコをしている人形だからだ。当然、裏から見ると、女性のきわどい部分がそれなりに描かれていて、土佐の民芸品と言えども、土産にするには結構勇気がいる代物なのだ。
 土産物店で購入するにあたって、子供の頃からこの人形を目にしているオヤジでも、
「それにしても、何でこんな下品な人形があるんじゃ・・・?」
 と、しばし考え込んでしまった事だった。
 今回、オヤジはこの『つればり』以外にも何種類かの土佐の民芸品を友人に送ったのだが、その後の彼からのメールで、『つればり』のプレゼントは布袋氏に大受けして、実に楽しい時間を過ごしたとの事であった。
グレイティスト・ヒット・1900-1999 さて、先月はこんな事があったので、久しぶりに布袋氏のアルバムを聴いた。布袋氏には申し訳ないが、オヤジの持っているCDはベストアルバムの「グレイティスト・ヒット・1900-1999」の1枚だけで、7~8年前に車の中でよく聴いていた記憶がある。
 「グレイティスト・ヒット・1900-1999」は有名曲のオン・パレードで実に分かり易い。ロックン・ロールを前面に出したノリの良い曲も楽しいが、心に沁みるバラードも渋い。布袋氏独特の少しこもったような歌声が実にカッコ良く、どの曲を聴いても、
「う~む、ギターと言い、楽曲と言い、ポップにまとまっていて、上手いもんだよなぁ~。」
 そう思えるアルバムなのだ。
 しかし、この『上手いもんだよなぁ~』という感覚は、あくまでもオヤジが1990年代の布袋氏に抱くイメージで、今現在オヤジが布袋氏に持っているイメージは、少々違っている。
 現在の布袋氏にオヤジが抱くのは、
『自分の根底に流れるロック・スピリットは絶対に変えないで、よりアグレッシブで広範囲な音楽活動をする事で、当時のコンパクトにまとまっていた音楽の殻を破り捨て、何倍にも大きく脱皮したアーティスト。』
 そんなイメージなのだ。
 実は、この事を実感出来るアルバムがここにある。
ソウル・セッションズ 画像のサイン入りのアルバム「ソウル・セッションズ」は、前出の友人が『つればり』のお礼にと送ってくれたCDで、布袋氏と様々なミュージシャン達とのセッションを楽しむ事が出来る。
 個人的には、ストレートに押しまくる土屋アンナとのセッション「Queen Of The Rock」や、ロカビリームードが漂うブライアン・セッツァーとのコンビネーションが聴ける「Take A Chance Of Love」、ドラムの中村達也との「カラス」なんかが気に入っていて、布袋氏の器用さが随所に感じられるのだ。
 しかし、ここで曲の細かい説明をしていると主旨から外れてしまうので、先に進めるが、オヤジが一番言いたいのは、
『アルバム「ソウル・セッションズ」からは、布袋氏の音楽の巾の広さ、懐の深さ、そして彼独特の個性を感じる事が出来る。』
 という事なのだ。
 ミュージシャンというのは、
『ゆるぎない個性を根底に持った上で、常に回りを驚かせるような変化をする事を宿命づけられている。』
 そう考えるオヤジには、守備範囲を広げながら変化しつつも、根底の個性は錆付かせない布袋氏の音楽が実にカッコイイものに感じられるのだ。
 また、オヤジは布袋氏がどんな人物なのかは全く知らないが、友人が、
「凄くイイ奴。回りに気を使うし、酒も飲む。そこらのサラリーマンより何倍も礼儀正しい男だ!」
 とまぁ、ベタ褒めするのを聞いて、オヤジ自身、布袋氏が商売上で見せる強面の外見の内側に、何となく滲み出る「育ちの良さ」のようなモノを感じてしまい、
「多分そうなんだろうなぁ・・・。」
 なんて事を考えている。
 いずれにしろ、今回の事でオヤジの中では布袋寅泰という音楽家の見方が少し変わった。楽曲だけでなく、その間に見え隠れする人間性と、常に殻を破り成長しようとする姿勢を非常に身近に感じるようになったのだ。
 調べてみると、布袋氏はオヤジの一歳年上だ。布袋氏の事をオヤジだと言うつもりは無いが、同じ世代だと何かと共感する事が出来て、
「これは応援しないわけにはいかない。」
 そう感じてしまう。
「ファンです!」
 なんて声を上げるつもりは無いが、静かに気にかけながら応援し、見守り続けたい存在である事は確かなのだ。
ピック1 ピック2 最後に、CDと一緒に送ってもらった布袋氏のピックの画像を貼り付けておく。実を言うと、ギターオヤジとしてはコレが一番嬉しかったりする訳で、早速コイツでギターを弾きながら喜んでいると、女房に、
「そんなに嬉しいなら、家宝にでもして仏壇にでも飾っておいたら?」
 なんて事を言われてしまった。
 また、その後の友人からのメールに、
「『つればり』が布袋氏の奥様の今井美樹嬢の目にふれるのはマズイなぁ・・・。」
 なんて事が書いてあり、
「確かに。土佐の下品さを、わざわざアピールすようなもんじゃ・・。」
 なんて事を考えている今日この頃なのだ。
 いやはや・・・である。

 
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布袋寅泰の「布袋寅泰ライブ・イン・武道館」を聴いてみた。

2011.10.18 Tue
布袋寅泰ライブ・イン・武道館 先週、ジャズピアニストの小曽根真のコンサートへ行ってきた話をしたが(←コチラです。)今回もコンサート話。でもジャズではなくバリバリのロック。土曜日に布袋寅泰のコンサートへ行ってきた。今回は布袋氏のデビュー30周年記念のコンサートツアーで、懐かしい BOØWY 時代の曲から、最新の曲までを網羅した凄いセットリストだった。
 なんて言いながら実際は、
「ロックのコンサートへ行くのは何年ぶりだろう・・・?」
 と考えてしまうほど御無沙汰だった訳で、開演前から布袋コールを繰り返すファン達に圧倒されつつスタートしたのだが、正直、1曲目からアドレナリンが逆流するほど興奮してしまった。
「布袋カッコイイ~!ロック最高!!」
 なのである。(←我ながら単純だと思うが、実際そうなのである。)
 気が付くと五十前のオヤジが叫びながら汗だくで拳を振り上げている訳で、いやはや・・・実に楽しく熱いステージであった。
 特に中盤のスリル~ポイズン~バンビーナと続く曲の展開は、お約束と分かっていても、つい拳を振り上げ、ギターのアドリブに目を見張り、一緒に歌い・・・とまぁ忙しい事この上なく、それでいて、
「今、俺は布袋を堪能してるぜ!わはははは~。」
 的な満足感が体の中からアドレナリンと一緒にブクブクと湧いてくる興奮を味わったのだ。
 で、翌日。興奮冷めやらぬオヤジがずっと聴いていたのが「布袋寅泰ライブ・イン・武道館」だ。いくら武道館のライブとは言っても、実際に足を運んだライブの迫力とは雲泥の差があるのは当たり前だが、前夜の興奮を思い起こさせるのには十分で、またもアドレナリンが騒ぎ出しそうになってしまった。
 布袋さん、熱いライブをありがとう。また高知へ来て下さいね。オヤジはいつでも参戦するぜ!今日はここまで!!

 
[Music 布袋寅泰]

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大西順子の「プレイ・ピアノ・プレイ」を聴いてみた。

2013.02.21 Thu
プレイ・ピアノ・プレイ ちょっと前にNHKで布袋寅泰のドキュメンタリー番組を放送していた。ロンドンでの彼の生活や音楽活動を、インタビューを交えながら紹介した番組で、布袋ファンのオヤジとしてはなかなか興味深かった。
 この番組を見て改めて思ったのは、ミュージシャンには絶対に必要な2つのモノがあるいう事。一つは『自分が満足出来る音楽が作れるか?』という事。もう一つは『その音楽が聴衆を満足させられるのか?』という事だ。当たり前と言えばその通りなのだが、このバランスが崩れると絶対に音楽家として上手くいかないのだ。
 さて、そんな事を考えているとジャズピアニストの大西順子の事が頭に浮かんだ。彼女は『自分が満足できても、聴衆を満足させられる演奏は出来ない。』そんな理由から昨年演奏活動から引退してしまった。オヤジは、
「おいおい、俺は十分満足してるんだけど・・・。」
 なんて少々面食らったのだが、それにしても凄い決断である。
 大西順子のピアノはデビューした時から好きで、90年代の終りに活動を休止するまでは結構マメに聴いて感動していた記憶がある。
「あの感動をもう一度!」
 そう考えた訳でもないが、久しぶりに彼女のライブアルバム「プレイ・ピアノ・プレイ」を聴いてみた。
 このアルバム、発売当時は賛否両論あったように記憶しているが、オヤジは好きだ。彼女の男みたいなプレイと少々奇抜な楽曲には毎度の事ながら唖然とさせられるが、一方で肩の力が抜けて女性的で美しく繊細な部分も感じられる。そんな訳で、大西順子の様々な面を知るのに「プレイ・ピアノ・プレイ」は貴重な一枚だとオヤジは位置付けていたのだ・・・などと言っても、今後彼女のプレイを聴く事は出来ない。残念でならないが、
『オヤジには計り知れないような音楽的にハイレベルな場所に彼女は居るようだ。』
 そう思って今のところは諦めるしかないみたいだ。


[Music 大西順子]

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