憂歌団の「知ってるかい!?」を聴いてみた。

元来、大型量販店はオヤジの好みで無いのだが、このショッピングモール内には楽器店があり、ついその店の魅力に負けて、毎回出掛けてしまうのだ。
さてこの日、オヤジが目を付けたのはアコースティック・ギターの数々。昨年エレキギターを購入し調子にのったオヤジは、
「次はアコースティックじゃ!」
と、密かに物色を始めた訳だ。
ところで、
「アコースティックを手に入れて、何がしたいのか?」
というと、ブルースなのだ。
「どんなブルース?」
と聴かれると、
「やっぱ、クラプトンだな。」
なんて答える事になりそうだが、一方で先週、憂歌団の「知ってるかい!?」というアルバムを聴いて、彼らのアコースティックな世界にもハマっている。
「知ってるかい!?」は、様々なアーティストの曲を憂歌団が独自にアレンジしたカバー曲がほとんどで、選曲だけを眺めると、
「一体コレを憂歌団がどうやってやるの?全然ソレっぽくないんだけど・・・。」
なんて思ってしまうが、どっこい、実に楽しいアルバムなのだ。特に加山雄三の「お嫁においで」や矢沢永吉の「ファンキー・モンキー・ベィビー」あたりは、実に上手い。
「さすがやな~、俺もこんなギター弾きたいもんじゃ・・・・。」
である。
ヤバイ、ヤバイと思いながら数ヵ月後には新しいアコースティック・ギターを抱えてニンマリしてそうで怖いのだ。
[Music 憂歌団]