Charの「江戸屋コレクション」を聴いてみた。

「ロックを聴いて梅雨のジメジメを吹き飛ばそう!」
などと考えて意識的に古いお気に入りのロックアルバムばかり聴いてきたが、さすがに少々飽きてきた。しかし、
『ジャズを聴いてまったり・・・。』
という気分にはまだなれず、そんな中で目に止まったのがチャーのアルバム「江戸屋コレクション」だった。
このアルバム、チャー自身が設立した「江戸屋レコード」のソロ名義の音源から選択されたコンピレーションという事で、ちょっと珍しく、
「現在『江戸屋レコード』は無いから、この音源自体が将来レア物になるんじゃないか?」
などとイヤラシイ事を考えてしまったが、内容は別に珍しい訳ではなく、毎度お馴染のメロディアスで歌心あふれるギタープレイが随所で聴ける素晴らしいアルバムだ。
最近のロック系のJ-POPは、物凄いギターテクニックでソロを弾いても、曲にピッタリ合った雰囲気と歌心が無く、耳障りなだけのアドリブとなってしまい、最終的には曲全体を台無しにしている例が多いような気がする。そんな曲を聴いた時に、
「ギターを弾く奴にはチャーのプレイをじっくり聴いてもらいたいもんだ。」
そう考えてしまう。
「江戸屋コレクション」を聴くと、
「ギタープレイは曲の一部なんだよ。でもこれだけ創造的なプレイが出来るんだけどね・・・。」
そう言いながらチャーが笑っているような気がするのだ。
[Music Char]




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