エアロスミスの「エアロスミス濃縮極極ベスト」を聴いてみた。

坂出市までは高知市から車で一時間少々で、高知県内の辺鄙な街へ行くよりもずっと近い。その上高速道路なので、天気さえ良ければ結構快適なドライブとなるのだが、あいにく土曜日は大雨。50キロ規制が出た霧の高速をトロトロと運転する破目になり結構イライラしたが、車内で流したエアロスミスのベストアルバム「エアロスミス濃縮極極ベスト」(←このキチガイじみた邦題は大嫌いだ!)に助けられた。
実を言うとオヤジはこのアルバム、初めて聴いた。
「じゃぁ、懐かしい訳でも何でもないじゃないか!」
と言われそうだが許してほしい。何年か前にTSUTAYAでレンタルしてダビングしたにもかかわらず、一度も流す事なくお蔵入りになっていたのを、
「ドライブには丁度良いかもしれん・・。」
そう思い引っ張り出したのだ。で、結論から言うと、
『単純に楽しかったです。ありがとうございました。』
そんなアルバムだ。
大雨でスピードは出せないが、車を走らせているという事実が功を奏し、エアロスミス独特のストレートなロックが腹へガンガン響くのが気持ち良い。そしてその上に乗っかったスティーヴン・タイラーの絞り出すような歌声が運転気分を高揚させる。何も考えずにロックの音に身をゆだねるには上等のアルバムなのだ。多分、家で冷静に聴いたら文句と疑問が山のように出てきそうなアルバムだけど(←特に濃縮と謳いながらこの選曲は何事や!?)人間聴く環境が変われば何事も、
「別にいいんじゃないの?」
そう許せるのだ。(←実にいいかげんだけど・・・。)
そんな訳で、この「エアロスミス濃縮極極ベスト」は(←何回聴いても嫌なタイトルだな。)今後能天気なドライブ専用アルバムとして車の中だけで活躍してくれることを祈っている次第だ。
[Music Aerosmith]




FC2タグ : エアロスミス 濃縮極極ベスト |
Category: Rock/Pops | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |