マイケル・ブレッカーの「聖地への旅」を聴いてみた。

オヤジは梅雨明けして大好きな夏がやってきた事が嬉しくてしょうがないのだが、反面、急に暑くなったので、
「夏バテしないようにせねば・・・。熱中症に気を付けねば・・・。」
なんて事を考えながら日々音楽を聴いている。(←へんな事は分かってるけど・・・。)
ただ有難い事に、オヤジの書斎は家の中でも比較的涼しい場所にある。少々暑い日でも夜になればエアコン無しで音楽を楽しむ事が出来るのだ。そんな訳で夏の間は自分の書斎で音楽に耳を傾ける事が多くなり、ついでにビールや酎ハイやウイスキーも書斎で一緒に楽しむ事で音楽の快感に拍車をかける作業に熱中する事になるのだ。(←あぁ、情けない。)
月曜日の夜もオヤジは自分の書斎でマイケル・ブレッカーの「聖地への旅」を聴いていた。
CDの棚を眺めていると、このアルバムが。
「聴いてくれ!聴いてくれ!!」
と言っている気がしたからだ。
「聖地への旅」は数年前に亡くなったマイケル・ブレッカーの遺作として有名で、発売と同時に購入した記憶があるが、正直中身の事は全く記憶に無かった。
今回改めて聴き直してみると、結構凄いアルバムで、決して押しつけがましく無く、むしろ淡々と吹きまくるアドリブから逆にマイケルの強い気迫が感じられて、心の底を揺さぶられるような感動を覚えたのだ。
「聖地への旅」というアルバムタイトル通り、
「あの世へと旅立つ前の達観したようなプレイには筆舌に尽くし難い何かがある。」
そんな事を感じさせるアルバムだった。
こりゃ名盤ですよ。はい。
[Music Michael Brecker]
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