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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 21世紀の精神異常者
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キングクリムゾンの「21世紀の精神異常者」と美術の宿題の話。

2007.06.15 Fri
クリムゾンキングの宮殿

 僕が、始めてキングクリムゾン「21世紀の精神異常者」を聴いたのは、中学3年になったばかりの頃だったと思う。
 当時の僕は、ロックが好きで、バンドを組んで、ギターを弾き始めたばかりで、聴いているのは、ディープパープルレッドツェッペリンクリーム等の、ギター中心のブリティッシュ・ハードロックばかりで、好きな音楽ジャンルが、非常に狭かった。
 そんな時、同じギター部の高校の先輩が、
「これはちょっと違うでぇ~ まあ、お前ら、一回聴いても、分からんろうけんどねぇ~」 なんて言いながら、部室に持って来たLPが、「クリムゾンキングの宮殿」だった。
 僕は、このアルバムを聴く前に、ジャケットのあまりの異様さに感動して、隅々までジャケットを見せてもらった記憶がある(昔のLPは、今のちゃちなCDとは違って、ジャケットをじっくり鑑賞する楽しみもあったよなぁ・・・。当時は、美しいジャケットが、いっぱいあったぞ!)
 そして、1曲目の「21世紀の精神異常者」が、部室のステレオから流れ始めた時に、
「こりゃかっこえいにやぁ~。絶対、このLPが欲しいぞ、なんとか手にいれちゃろ。」
 と思った。
 次の休日には、なんだかんだで、親を誤魔化して、手に入れた数千円を持って、いざ自転車で、買いに出かけたけれど、高知市内の主なレコード屋さんには、どこにも無かった。 
 そんなに欲しいなら、店員に、取り寄せを頼めばいいのだが、その時の僕は、「キングクリムゾン」というバンド名も、「クリムゾンキングの宮殿」というアルバム名も知らずに、ただ強烈なジャケットのイメージだけしか頭になかった。(←まるっきり馬鹿である。)
 そんな訳で、このアルバムが手に入ったのは、夏休みが近くなった、1学期の期末試験の前ぐらいだったと思う。
 期末試験の発表の前に、美術の宿題の提出期限があり、課題は、忘れたけど、僕は「クリムゾンキングの宮殿」のジャケットを真似て描いた絵を提出して、かなりいい点数評価をもらった記憶がある。
 期末試験が終わった日の午後に、中学棟1階の、美術教室横の廊下に張り出された僕の絵は、Aに○印のスタンプが押されて、西日を受けて光っていた記憶がある。 
 あの頃の僕は
「クリムゾンキングの宮殿は、「21世紀の精神異常者」だけでなく、アルバム全体が完璧に完成された一つの作品や。」
 と、感じていて、このアルバムによって、それまでのギターでコピーするだけの曲の楽しみ方から、アルバム全体を作品として鑑賞する楽しみ、じっくりと、作品を聴き込む楽しみを覚えた気がする。
 また、このアルバムをきっかけに、プログレッシブロックというジャンルに足を踏み入れて、数ヵ月後には、それから30年近く経った今でも、1番好きなギタリストにめぐり会うきっかけを、作ってくれたアルバムでもある。
 まあ、そんな訳で、久しぶりに聴いてみました。
 んで、「21世紀の精神異常者」だけど、ギターのリフを前面に利かしたビートに、グレッグ・レイクのボーカルが絡んで、ヘビーな雰囲気を出していてやっぱりカッコいいし、途中からは、坂道を転げ落ちるように、エンディングまで疾走してゆく。
「久しぶりでも、やっぱりカッコえいじゃない~。」
 である。
 でも、驚いたのは、このアルバムが、キングクリムゾンのデビューアルバムで、1969年に発表されたという事。(←おいおい、俺が小学一年生の時なんですけど・・・)
 初めて聴いた頃は、多分、1977年なので、8年も前に発売されたアルバムに、感動していた事になる。簡単にレコード店に売ってる訳がないのだ。それを知らずに自転車こぎこぎ、高知市内のレコード店を、探し回っていたのだ。(←やっぱり馬鹿だ。)なんともいやはや・・・・・。
 若いという事は、恥ずかしい事だと思った土佐のオヤジでした。

King Crimson - 21st Century Schizoid Man





[M;King Crimson]

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