パット・メセニーの「80/81」を聴いてみた。

昨日、忙しい合間を縫って、パット・メセニーのアルバム「80/81」を聴いた。とは言っても、このアルバム2枚組なので、1枚目だけなのだが・・・。
大学生の頃「80/81」を聴いて、パット・メセニーに対して、
「これが、あの『アメリカン・ガレージ』のパット・メセニーかね?何か分からない世界へ行ってしまったような気がするなぁ・・・。」
そんな事を感じた事を思い出した。
当時、半分は競演しているマイケル・ブレッカーのサックスが聴きたくて手を出した事もあって、ギターとサックスの火花を散らすようなテクニック合戦に期待していたのだが、テクニック以前に、パットの楽曲の不思議な世界をなかなか理解できなくて、
「分からない・・・。」
そんな感想を持ったと思うのだ。
しかし、その後折に触れて彼の音楽を聴き続けて、ふと振り返ると、
「『80/81』こそ、パット・メセニーの音楽の原点であり、彼のジャズだったんだ!」
と確信を持って言えるように考え方が変わっている。そういう意味では実に名盤。今晩はDISK2を聴く事にしたいと思っているのだ。
[Music Pat Metheny]
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