小泉今日子の「ANYTIME」を聴いてみた。

「また、勝手な事を・・・。」
と、言われるかも知れないが、小泉今日子を初めて見た時に感じた「おっ!」という感覚は、今でもテレビなどで彼女を見る度にオヤジは感じているのだ。まあ、そんな事は、どうでもいい事なのだが、どうしても言いたかったのだ。勘弁してくれ。
さて、今回小泉今日子のアルバム「ANYTIME」を聴いた。
90年代半ばに発売されたベスト・アルバムで、80年代のアイドル全盛の時代に、そのトップを走っていた元気なイメージとは異なり、90年代に入ってからの少し落ち着いた小泉今日子の世界を楽しむ事が出来るアルバムだと思う。
で、この『少し落ち着いた小泉今日子』から、
「実際のところの小泉今日子は、意外とこの辺のイメージ通りの女性なのではないか?」
などと、僕は勝手な想像を膨らませている。
収録曲の大半の曲が小泉今日子自身の作詞である事から、そんな事を感じてしまうのかもしれないが、この落ち着いた世界も彼女の大きな魅力である事は間違いないと思うのだ。淡々とした曲が多いが、歌詞に込められた熱い思いはジワジワと伝わってくる。『静かで大人しいキョンキョンの世界。』梅雨の雨の音を聴きながら部屋で聴くのには悪くないと思うのだが。
小泉今日子 - 優しい雨
[Music 小泉今日子]