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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 高校3年の頃
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レッド・ツェッペリンの「永遠の詩(狂熱のライブ)」で学校をサボった話。

2008.02.15 Fri
The Song Remains The Same DVD

The Song Remains The Same CD 中学に入学してから、ずっと、ギターとバンドと部活中心の生活を送るうちに、5年間がアッという間に過ぎて、僕は、高3になっていた。学校の雰囲気は受験一色になり、部活も引退したので、下宿に帰る時間もグッと早くなり、受験勉強でもすればよいのだが、相変わらず音楽ばかり聴いていたように思う。
 その頃は、バンドも休止状態で、聴きたい音楽は山ほどあるのに、周りの状況が受験、受験で許してくれなくて、何とも言えず暗くて重い毎日だった。
 そんなある日、レッド・ツェッペリンの映画永遠の詩(狂熱のライブ)」名画座でやっている事を耳にした僕は、
「そうやにゃ~、ちょっと気分転換にジミー・ペイジでも見に行ってみろかにゃ~。」
 てな事で、わざわざ学校をズル休みして、朝から、自転車コギコギ名画座へ出かけて行った。
 当時、名画座は、高知市の西の方、中心の繁華街からは、少し外れた旭町という所に、ひっそりとあったけれど、毎週のように、映画通にはたまらない作品を上映していたようで、同じクラスで、“映画監督になりたい!”と言っていたY田君などは、月に3日は学校を休んで、名画座に通っていた。
 この頃の僕は、学校をさぼったり、酒を飲んだりの悪戯をするのは、必ず誰か友人と一緒だったが、何故かこの時は、1人で寂しく映画を見に行った事を覚えている。
 マディソン・スクェア・ガーデンのライブはカッコえいぞ~。ジミー・ペイジの早弾きはすごいぞ~。お前もあれを見て、早弾きの勉強せいや~。バイオリンの弓で弾くのもカッコえいぞ~。」
 などと、先に見た友人のH本君から映画の話を聞いていたので、僕は結構、期待して映画館に入った。
 ところが、この映画は、非常にストレスがたまるものであった。
 そもそも、僕はこの映画を完全なライブ映画だと思っていたので、最初から、オープニングナンバーの「ロックン・ロール」が始まるまでのシーンに面食らい、演奏の途中に組み込まれる、よくわからない映像にイライラしていた。
「俺は、こんな訳のわからん映像よりも、レッド・ツェッペリンが、楽器を演奏して、歌う映像が見たいんじゃ!余計なもんを入れるなや!こら!」
 と、叫びたくなった事を覚えている。
 その上に、せっかくジミー・ペイジの演奏シーンがアップになっても、ギターを弾く指と音とが全く合ってないシーンがあっちこっちあって、
「なんじゃこりゃ~。ええかげんにせいよ~。早弾きもクソもないじゃか~。えぇ?」
 てなもんであった。
 まあ、学校で
「カッコえいぞ~!」
 を連発していたH本君は、ギターが弾けるわけではなく、その辺の細かい事が分らないのは当たり前なのだが、1度気になり始めると、最後までずっと気になって、映画が終わるまで、僕はずっとイライラしていて、とても、気分転換どころじゃなかった記憶がある。
 そんな訳で、ストレスをいっぱいため込んだ僕は、帰りに近くのラーメン屋「豚太郎」で味噌ラーメンとビールの昼食を食べ、自転車ふっ飛ばして下宿へ帰って寝てしまった事を覚えている。(←おっさんみたいや!)
 そんな事を思い出しながら、先週の週末、改めてこの永遠の詩(狂熱のライブ)」を見てみた。
 ずいぶん前に、NHKのBSで放送していたのを録画しておいたのだが、この映画、レッド・ツェッペリンの記録としては、貴重なもので、当時の白熱したライブの雰囲気はカッコよく伝わってくるし、ライブ以外の映像も、“それなりに意味のある事なんだ。”と理解するように努めた。(←努力した訳で、“なるほど、意味がある!”と感じ入った訳ではない。)
 ただ、僕のように、“ジミー・ペイジの指使い”ジョン・ボーナムのドラム・ソロ”みたいな細かい所を見ようと期待すると、やっぱり退屈で、今回も、かなりイライラした。(←つまり、“あの頃から進歩がない”という事か?だいぶ丸くなってるつもりだけど・・・・。)
 でも、この映画を見て、高校3年の頃の、なんとなく重く暗い気持ちを思い出したのは、それなりの収穫だったと思っている。

Led Zeppelin : Rock'n Roll


 


[M;Led Zeppelin]


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アース・ウィンド&ファイアーの「ブギー・ワンダーランド」とディスコの話。

2008.03.07 Fri
ライブ・アンプラグド

 高校3年の頃、学校は受験、受験で暗かったけれど、学校以外では、色々と楽しく遊んだ事を覚えている。
 高3になる少し前から、高知でもディスコが流行り始めて、クラスの友人でも、週末にはディスコに遊びに行く連中が結構いた。
 僕も、クラスマッチだか、運動会だかの“うちあげ”と称して、同じクラスの友人何人かで、初めてディスコへ繰り出した時の事を覚えている。
 僕の行った店は確か、“パルコ(←名称には、ちょっと自信がないけど・・・。)とかいう名前で、雑居ビルの2階か3階にあって、ディスコとは言いながらも、フロアは、とても狭かった。
 狭いダンスフロアで、全員が正面の鏡に向かって必死で踊っている姿は、今、考えてみると、かなり異様で、実に滑稽な風景だけれど、その時は、
「これぞ、ディスコや!カッコえいのう~。大音響に合わせて体を動かす事が、こんなに気持ちがえいとは、思わんかったぞ~!こりゃ~癖になりそうや~。」
 と思った事だった。
 この夜は、他のクラスの連中も、“うちあげ”をやっているようで、
「隣のクラスの奴等は“アメ広”(←こちらも当時、高知にあったディスコで、正式名称は“アメリカ広場”といった。)に集まっちゅうみたいなぞ~。後で、合流しょうぜや~。」
 なんてことを言いながら、皆で非常に盛り上がっていた。
 僕は、ディスコ初体験が、こんな調子だったもので、その後も、卒業までに、“パルコ”と“アメリカ広場”には、1~2回足を運んで、汗だくになりながら、気持ち良く踊ったように記憶している。
 ただ、この当時の高知のディスコには、妙なところがあって、ダンスのステップが決まっている曲があった。そんな曲が流れ始めると、皆一斉に同じステップで踊りだすのだ。
 当然、僕のようなステップを知らない奴は、蚊帳の外となってしまい、悔しい思いをする事になるのだが、そんな曲のひとつが、アース・ウィンド&ファイアー(以下、EW&F)の「ブギー・ワンダーランド」だった。
 「ブギー・ワンダーランド」という曲は、EW&Fの代表曲で、当時のディスコブームに乗って、非常に売れた曲だ。あの頃の高知のディスコでもしょっちゅう流れていたと思う。
 僕が、EW&Fという黒人のバンドを初めて見たのは、テレビでのライブ映像だったと思うが、見た印象は、
「とにかく濃くて、異常にノリが良く、我々日本人のノリとは、全然違う所にいる奴等なんだな~。」
 てなもので、
「俺は何年たっても、多分、こんなノリの演奏は出来ないだろうなぁ~。どうやっても、この黒人のノリには、かなわないだろうなぁ~。う~む、しかし、なんとなく、タラバ蟹が踊りながら、演奏しているみたい・・・・。」
 とまあ、黒人独特のファンキーなノリに強い嫉妬を感じたにも関わらず、結局は、ブラス・セクションがいっぱい入ったノリノリのEW&Fが大好きになって、その後何年間も、EW&Fは折に触れて耳を傾けるバンドになっていった。
 さて、そんな事を、思い出しながら、聴いてみました。「ブギー・ワンダーランド」
 今回聴いたのは、10年近く前に購入したアルバム「ライブ・アンプラグド」でメドレーの中の一曲として、演奏されていたのだが、
「いや~楽しい。ホントに楽しい。こんなに楽しいアルバム、ひっさしぶりに聴いたぞ~。」
 というのが、正直な感想だった。
 ここ数年聴いてなったので、実に新鮮だ。「ブギー・ワンダーランド」の他にも代表曲の、「レッツ・グルーブ」、「セプテンバー」、「宇宙のファンタジー」なんかも、全て、収録されていて、これは、大当たりのアルバムだと改めて思った。
「やっぱ、音楽は、楽しむのが一番!楽しいか、つまらないか?それしかないと思うのだ。」
 理屈なんぞ関係ないぞ!。

Earth, Wind & Fire with The Emotions : Boogie Wonderland





[Music Earth Wind Fire]



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甲斐バンドの「安奈」をタダで聴いた話。

2008.03.16 Sun
100万$ナイト

 僕は、高校の3年間、フュージョンを除いた日本人アーティストは、片手で数えられるくらいしか聴いた記憶がない。それも、卒業が近づいた高3の頃に集中していたように思う。
 当時は、友人同士の、LPの貸し借りや、ラジオから、面白いロックやフュージョンの洋楽が、次から次へと耳に入ってくる上に、
「邦楽よりも、洋楽の方がレベルが高い!」
 なんて、アホな考えを持っていて、最近になって、
「損したなぁ~。あの当時、邦楽でもいい曲がたくさんあっただろうなぁ~。」
 と思うのだが、耳に残っている邦楽は、非常に少ない。
 ただ、「甲斐バンド」にだけは、忘れられない思い出がある。
 僕が甲斐バンドを初めて聴いたのは、中学2年の頃で、同級生の女の子が、LPを貸してくれて、カセットテープにダビングした事をぼんやり覚えている。
 このアルバムは、中身どころか、タイトルの記憶も全くないのだが、一つだけ非常に印象に残ったのは、甲斐よしひろの、甘くて、セクシーな、カッコいい声だった。
 小学校の頃、美空ひばり、とか、前川清の声には、驚いたけど、単純に“声に感動する”という事が、それまで無かったので、
「なるほど~。甲斐よしひろの声は、カッコええぞ~。」
 という感覚が、この時から、頭の片隅に居座っていたのだ。
 高校になってからは、「HERO」が大ヒットし、その後も、いくつかのヒット曲を街でよく耳にしたが、中でも僕は安奈というラブソングが大好きで、確か、下宿の部屋で、アコースティックギター片手に、歌っていたような記憶がある。(←今思い出すと、チョー恥ずかしいのだが・・・。)
 そんな時、友人のバンド仲間で、ギターを弾いていたH口君が、学校の休み時間に、
「おい。今晩、県民文化ホールで甲斐バンドのコンサートがあるけんど、行ってみんかや?」
 と、言ってきた。
「おう。行く、行く。チケットあるがか?」
「そんなもん、ないわ!」
「ほんなら、どうやって行くがなや?」
「タダで、県民文化ホールへ入るわや。」
「はぁ?」

 あきれる僕に、H口君は、県民文化ホールへの侵入方法を話し始めた。それは、こうである。
 前にも、書いたけれど、僕達バンドをやっている連中は、何度か、県民文化ホールで演奏をした事があり、この建物の内部構造に詳しかった。
 県民文化ホールは大小二つのホールが中にあり、それぞれ入口は別々なのだが、楽屋は内部で、扉1枚隔て、1本の廊下で繋がっていた。
 H口君の案は、
「コンサートが始まる直前に、小ホールの通用口から侵入し、小ホールの楽屋廊下から、大ホールの楽屋廊下を通って、ステージの袖まで行き、コンサートのオープニングで、照明が落ちた瞬間に、ステージの端から客席に降りよう。」
 というものだった。
 1番の問題は、小ホールの楽屋から、大ホールの楽屋へ抜ける1枚の扉で、この扉に鍵が掛かっていれば、僕達の計画は失敗に終わる。
 しかし、H口君の計画は、本当に、実にあっけなく成功して、問題の扉にも、鍵は掛かってなく、コンサートの始まる直前に、僕達2人は、大ホールのステージの袖の幕に隠れていた。そして、予定通り、照明が消えた瞬間に、一階の客席に降りた僕達は、本当にタダで、ライブを楽しんでしまったのだ。
 この事は、犯罪行為なので、
「ブログの記事にするのはどうかな・・・?」
 と思ったけれど、30年近くも前の事で、“若気の至り”で勘弁してもらいたいと思う。
 こういう事をしたのは、神に誓って、この時、1回きりです。(←H口君、過去の妙な事をバラして申し訳ない。)
 さて、そんなヤバイ事を思い出しながら、この当時聴いていたライブアルバム100万$ナイトを聴いてみた。
 約30年ぶりに聴く安奈は、
「全然色褪せてない、すごくイイい曲や!」
 と改めて思い、不覚にも涙が出そうになった。
 他に、「ポップコーンをほおばって」「翼あるもの」「氷のくちびる」「きんぽげ」なんかも懐かしく聴く事が出来た。
 この頃の甲斐バンドの良さは、甲斐よしひろが、一途に歌い上げるラブソングにあると思う。演奏がシンプルで、良い歌詞なので素直に心に響く上に、甲斐よしひろのセクシーな声が何とも言えないカッコイイ雰囲気を作り上げる。
「最近の邦楽も、これぐらいのレベルがあれば、オヤジも十分に楽しめるのになぁ・・・・。」
 と思った事だが、まあ、そうもいくまい。
 甲斐バンド。改めて大好きですね。素晴らしい!

甲斐バンド : 安奈





[Music 甲斐バンド]


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