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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2007年09月
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サンタナの「キャラバンサライ」を聴いてみた。

2007.09.10 Mon
キャラバンサライ 息子とラーメンを食べに行った。その店、とんこつラーメンの店で、なかなか美味いので、昼時はいつも混雑している。なんとか空いているスペースを見つけて、車をすべり込ませて、ドアロックしながら、フッと隣の車の助手席を見ると、サンタナの「キャラバンサライ」のCDが置いてあった。
「どんな人物がこのCDを聴いているのか?」 
 が、非常に気になった
 ま、そのまま店に入ったのだけど・・・。

 高校の頃、サンタナの話をすると、必ず出てくる2枚のアルバムがあった。「ムーンフラワー」「キャラバンサライ」である。
 当時、発売されてそんなに日が経ってなくて、リアルタイムに近い感覚で楽しめた事があり、我々の間での評価は「ムーンフラワー」の方が、断然高かった。
 では、なぜ、サンタナの話をすると
「キャラバンサライ聴いた?」
 なんて、皆言っていたのだろう。
 考えてみるに、「キャラバンサライ」の面白さは、サンタナのギタープレイよりも、全体に流れる、精神世界を感じさせるような雰囲気にあると思う。
 当時この辺が気に入って、入れ込んで聴いていた奴がいたのだと思う。それは、僕のようなギター小僧ではなく、純粋に音楽を楽しむ耳を持っていた奴だと思うのだ。
 そんな事を考えながら、昨夜は「キャラバンサライ」の醸し出す精神世界に浸りました。
 30年近くも昔のカセットテープ、いまだに健在。すばらしかったです。






[Music Santana]


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ジャーニーの「フロンティアーズ」を聴いてみた。

2007.09.12 Wed
フロンティアーズ 前回聴いた、サンタナ「キャラバンサライ」のギタリスト、ニール・ショーン繋がりで、ジャーニーを聴くことにした。
 僕がジャーニーのアルバムを真面目に聴いたのは、悲しい浪人時代で、友人からアルバム「エスケイプ」を録音したカセットテープをもらった事からだった。
 当時は、バンドが出来ずに、音楽に飢えていて、予備校への行き帰りの電車で、ウォークマンで何でもかんでも聴いていた。
 でもって、とびきり垢ぬけた音に聞こえたのが、ジャーニーだった。スティーブ・ペリーの力強い歌声に感動して、ずいぶん勇気付けられた事を思い出す。
 今回の「フロンティアーズ」は、大学生になってから、サークルの友人数人と部室で、ステレオのヴォリュームを最高に上げて聴いて、スティーブ・ペリーの歌声、ジョナサン・ケインの分厚い音、ニール・ショーンの伸びのあるギターとまあ、褒めたらきりがないけど、感動しまくった記憶がある。
 彼等の曲を聴いていると、
「こうしては、いられない!事を起こさねば!」
と、腰が浮いてくる気がする。
 僕が落ち込んだ時に、勇気を与えてくれた80年代の前半を代表するロックバンドですな。

Journey : Separate Ways





[M;Journey]



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イエスの「燃える朝焼け」のコピーは無謀だった話。

2007.09.14 Fri
イエスソングス

 僕は、一般的に、バンドには、創設期、成長期、熟成期、衰退期の四つの時期があって、最終的には解散に至ると思っている。まあ、創設期や成長期からいきなり解散するバンドも多々あるけれど・・・・。
 で、我々のヘッポコバンドも、結成して1年以上が経過して、多少のメンバーチェンジはあったものの、人前で何度か演奏して、少しずつレパートリーも増えて、大袈裟に言うと、成長期を迎えていたように思う。(←ホンマに大袈裟で恥ずかしいぞ!)
 この頃の僕は、バンドと同じく、音楽的にも成長期で、あっちこっちから、アルバムを借りたり、FMラジオの番組をマメにチェックしたりして、
「ロックと名の付く音楽は、とりあえず、何でも聴いてみちゃろ。」
 というふうに、思っていた。
 そうは言っても、情報が少ない田舎の高校生がする事で、結局、バンド仲間での話題の中心は、一部のハードロックや、プログレッシブロックのバンドの話ばかりであった。
 中でも、当時イエスは、僕達の中では、最高のバンドと思われていて、彼等のライブアルバム「イエスソングス」をダビングしたカセットテープは全員が持っており、皆、擦り切れるまで聴いていたように思う。
 こんな状況だと、皆、考える事は一つで、誰ともなく、
イエスソングスから、1曲コピーしようぜ。」
と言う事になった。
 何度かメンバー全員で集まって、ああでもない、こうでもないと検討した結果、決まった曲は、「燃える朝焼け(Heart Of The Sunrise)」だった。
 本当は、この時すでに、「ラウンドアバウト」が、レパートリーに入っていたのだが、僕達は
“より、イエスらしく、高度な演奏テクニックを必要とし、ドラマティックな曲”

 を演ってみたくてたまらなかったのだ。
 今の自分なら、そんな話が出ると、
「イエスなんてのは、マネするもんじゃ、ないぞ!聴くだけ、聴くだけ。悪い事は言わん、やめちょけや~。無理無理~。」
 と、アドバイスするのだが、若いというのは、恐ろしい事で、当時の僕達は、
「どんな曲でも演奏出来る。」
 と、思い込んでいたふしがある。
 そんなアホ高校生が選んだ無謀な曲「燃える朝焼け(Heart Of The Sunrise)」は、激しいリフが連なる前半から、中盤の美しいボーカルへ、そして、終盤の壮大な雰囲気へと、イメージがどんどんと変わってゆく曲で、演奏時間は10分を超える。
「実にイエスらしく、プログレッシブロックそのものだ。」 
 と、思える曲で、聴き終った時には、大きな感動と心地よい疲れを味わう事が出来るのだ。
 さて、そんな大それた曲をコピーしようとした僕達が、突き当たった壁は、楽器の問題であった。正確に言うと、キーボードの問題である。
 ご存知のように、イエス・ソングスでキーボードを弾いているのは、リック・ウエイクマンで、様々な鍵盤楽器を駆使して、ドラマティックなイエスの演奏を支えている。
 ところが、我がバンドのキーボード、I川君は、自分の楽器を持っていなくて、友人に借りたり、スタジオの備え付けのキーボードを使っており、ピアノは上手いくせに、シンセサイザーのセッティングとなると、知識がまるで無かった。
 まあ、周りの我々も、そんな知識は全く無かったので、練習の度に、キーボードの音が変わるという信じられない状態であった。
 弾いている音階は同じでも、我々の演奏は、イエスとは、全く異なる物だった。
「おい~。なんか変やにゃ~。もうちょっと、イエスっぽく、ならんもんかねぇ~。」
 なんて言いながらも、具体的に、キーボードの音の、何をどう改善すれば良いのか?、が分からなかったのだ。
 そんな状態でも、僕達は、この曲を人前で演奏した。そして、大失敗した。
 確か、高知市内にある県民文化ホールの小ホールで、何組かの高校生バンドが出演するコンサートに参加した時だった。
 10分以上にも及ぶ曲を演奏し終わった時に、客からの拍手は、ほとんど無かった。別に、演奏を間違えた訳ではない。
 なぜかと言うと、プログレ独特の仕掛けがいっぱいあるこの曲は、イエスをよく聴き込んでいる人以外には、“本当に曲が終わったかどうか?”が、わからなかったのだと思う。
 また、イエスを聴き込んでいる人でも、音色が本物と全く違うのだから、すごい違和感があったと思う。
 ボーカルのk藤君が、次の曲の紹介のMCで喋り始めるまで、客は、曲が終わった事に気がついていなかったと思う。
 そんな事を思い出しながら、聴いてみました、イエスソングス。
 このアルバムこそ、昔、バカみたいに聴き込んだので、特別に新発見があるわけではないが、改めて感じたのは、イエスというバンドの懐の深さみたいなものだ。
 大きな独自の世界を作り上げたバンドの持つオーラのすごさである。
 僕は、イエスの事になるとちょっと冷静でいられなくなるので、こんな長い文章になってしまったが、女房に、
「僕が死んだら、必ず棺桶に入れてくれ。」 
 と、たのんであるのが、イエスソングスなのだ。

Yes : Heart of the Sunrise 1


Yes : Heart of the Sunrise 2





[M;Yes]



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