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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2007年10月
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ジェネシスの「幻惑のブロードウェイ」を聴いてみた。

2007.10.22 Mon
幻惑のブロードウェイ なんか知らないけれど、急に寒くなってきた。家の中でもTシャツ1枚では過ごせなくなってきた。僕は、冬が大嫌いなので、これから春までの数ヵ月の事を考えるとちょっと気分が重い。
 さて本日、書斎でTシャツの上に、パーカーを着て聴いたのが、ジェネシス「幻惑のブロードウェイ」だ。
 中学生の頃、プログレッシブ・ロックを聴き始めて、ジェネシスというバンドの名前も当然耳に入ってきたけれど、なかなか聴く機会が無かった事を覚えている。僕の周りに
「ジェネシスが好きだ!」
という人間がいなかったのだ。
 でも、高校になってバンド仲間のK藤君が、突然、
「ジェネシスは、最高じゃ~。」
と、言いだし、LPを買い込むようになった。
これ幸いと、借りて聴いたのが「幻惑のブロードウェイ」だった。
 これまでに、何度かこのアルバムを聴いたけれど、僕は実の所、ピーター・ガブリエルという人物の音楽の良さがよく解らないのだ。ジェネシスは、その後のフィル・コリンズが中心になった頃の方がよく解る気がするのだが、この事で、逆に、
「プログレッシブ・ロックとしてのジェネシスが理解出来ていないんじゃないか?」 
 と、思ったりするのだ。
 ジェネシス。僕は、実に厄介なバンドだと思います。





[Music Genesis]





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エリック・ゲイルの「ブルー・ホライゾン」を聴いてみた。

2007.10.24 Wed
ブルーホライズン だんだんと、冬が近づいてくる。
「1年中、Tシャツと半パンとゴム草履で過ごしたいものだ・・・・。」
 と考える僕にとっては苦手な季節だ。
 まあ、冬に温かい部屋の中で、熱燗でも飲みながら湯豆腐やおでんをつつくのは大好きなのだが、木枯らしが吹きぬける街角を、背中を丸めて歩く事を考えると、ちょっと憂鬱になる。
「これから暫くは、家の中で温かく過ごすのが一番だな~。」
 と、最近は思っている。
 エリック・ゲイル「ブルー・ホライゾン」は、気分だけでも暖かい夏にしてくれる。日差しのきついカリブ海の島々が頭に浮かぶアルバムだ。
 高校生の時、スタッフのアルバムでエリック・ゲイルのギタープレイを初めて聴いた時に、まさか彼がこんな洒落たアルバムを作るとは夢にも思わなかった。
 当時のエリック・ゲイルの印象は、
「泥臭いブツ切れのようなアドリブを弾く、怖い顔のオヤジ。」 
 だった。
 でも、そのブツ切れの感のあるアドリブは、実に心に響いて、頭にこびりつく。一度聴いたら忘れられないフレーズとなるのだ。
 そんなアドリブを楽しみながら、夏を感じてのんびり聴くには最高のアルバムだと思います。





[Music Eric Gale]





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YMOの「ライディーン」は東京への憧れ。の話

2007.10.26 Fri
ソリッドステイトサバイバー

 僕が高2の頃、土佐の田舎にもテクノ・ポップのブームが急にやって来た。僕はあのシンセサイザーを中心にした無機的な音で構成される曲があまり好きになれず、テクノ・ポップの中でも大御所のように言われていたイエロー・マジック・オーケストラ(以下YMO)でさえも、
「なんかようわからん変なグループやにゃあ。シンセサイザーばっかり鳴らして。大体、こんな曲の何がおもしろいがな?」 
 なんて思っていた。
 しかし僕のイメージとは裏腹に、YMO人気は学校でもどんどんと広がっていって、この前まで、
「やっぱり、キャンディーズランが最高や~。」 
 なんて言っていた奴が、突然、坂本龍一がどうしただの、高橋幸宏がこうしただの言い初めて、非常に驚いた記憶がある。
 また、YMOの影響は音楽だけに留まらず、ステージ上での人民服みたいな衣装や、普段のファッションも田舎の高校生には注目の的であった。
 ちょうどその頃から高知市内の中心街から少し離れた場所にポツリ、ポツリとビギメルローズニコルといったデザイナーズ・ブランドのショップが出来始めた。
 これをきっかけに、もみあげを剃り落としたヘルメットみたいな髪型に、真っ黒なデザイナーズ・ブランドを着て、にきび面にサングラスを掛けた高校生が帯屋町を闊歩するのが見られるようになった。
 女の子もカラスみたいな服を着た、かりあげ頭の奴がうろうろし始めた。これを見て、うちのバンドのキーボードのI川君は、
「なんで不細工な女が、よけい不細工にするがなや?。あんな色の黒い、首の太い女が刈り上げたら、後ろから見たら、漁師に見えるぞ。おい。かつお船にでも乗れや~。」
 なんて言っていた。
 僕らがよく通っていた帯屋町のレコード店の大型テレビも、しょっちゅうYMOのライブの映像を流していが、自転車を止めて暫く眺めても、今一つ良さが分からなかった。唯一、ギタリストで参加していた渡辺香津美のテクニックには、
「さすがに上手いにゃ~。」
 と思った記憶があるのだが・・・。
 でも、そんなYMOの曲から一つだけ強烈に感じた事があった。それは、『都会』という事である。もっと具体的に言うと、
「これは、東京の音楽やな~。」
 という事である。
 「ライディーン」にしろ、「テクノポリス」にしろ、こんなに土佐の田舎者に東京という都会を感じさせる曲は初めてだった。
 当時の僕は、YMO「ライディーン」を聴くと、いつも、実際には行った事がなくて、全くの想像にも関わらず、六本木や赤坂の夜の街でデザイナーズ・ブランドをかっこ良く着こなした奴らが、おしゃれに遊んでいる光景が頭に浮かんでいた。
 僕は少し前から、高校を卒業したら東京の大学に行き、バンドをやりたいと考え始めていた。そんな、東京に対する憧れを持つ田舎の高校生には、曲の好き嫌いは別にしても、YMOはなんとも胸が熱くなるようなグループであった事は確かだ。
 今考えると、僕はなんとなく都会の雰囲気に浸るために、わざわざYMOのLPを友人に借りて、テープにダビングし、下宿の部屋で流していたんじゃないかな?・・・と思う。
 さて、改めて聴いてみると・・・・。
「あらら~!?」
 なんとも、シンセサイザーの音が薄っぺらに聴こえてきて、
「ん?当時の音ってこんな音やったんや~。これでも、最先端の楽器やったんやな~。そう考えると今の技術はすごいにゃ~。」
 と、素直に30年近い時の流れと技術の進歩を音で実感してしまった。
 そうは思っても、昔の音にも懐かしい味があるもので、CD全編、楽しく聴く事が出来た。でも、今となっては、「ライディーン」から、東京のおしゃれな夜を想像する事は、とても出来ないけれど、東京という街と僕とのつながりは、この曲がスタート地点だったのかも知れないと思います。

YMO : Rydeen





[Music YMO]



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