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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2008年02月
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タルレガの「アラビア風狂想曲」でギター部を引退した話。

2008.02.02 Sat
 高校2年も終りに近づいた頃、僕は、定期演奏会に向けて、毎日、クラシックギターの練習をしていた。この演奏会が終わると、僕たち高2は、クラブを引退して、受験体制に入って行く訳で、“これで最後!”という気持ちもあって、自然と練習にも力が入っていた事を思い出す。
 僕は、合奏曲や二重奏曲は、早い時期から練習していたけれど(←曲名はすっかり忘れてしまったぞ。)、独奏曲がなかなか決まらなかった。
 高校生活最後の演奏会なので、
「中1から5年間、クラシックギターを練習してきた成果を披露しちゃろ!」
 と意気込んだのは良かったが、なかなか
「これや!」
 と思う曲がなく、
「ああでもない。こうでもない。」
 と何日間も、迷いに、迷った。
 そんな中で、フッと頭に浮かんだのが、タルレガアラビア風狂想曲だった。
 アラビア風狂想曲タルレガの代表的な曲で、中学3年の頃に、「セゴビア」「イエペス」か忘れたけれど、部室にあった、レコードを聴いて、そのメロディーの幻想的な美しさに感動して、
「おぉ~、これは、グッと来る曲やにゃ~。えいにゃ~。俺も、いつか、必ず弾いちゃるぞ~。」
 と思った曲だった。で、
「“いつか”は、今じゃ!。今しかないわ!」
 と感じた僕は、早速、アラビア風狂想曲を練習し始めた。
 ところが、この曲はなかなか手強かった事を覚えている。
 左手の運指が、複雑で難しく、頭で歌うようなメロディーラインがなかなか表現できないばかりか、終盤になると、左手の握力が無くなってきて、和音も上手く出せない所が出てくる。最初のうちは、そんな状態だったので、僕はかなり焦った事を覚えている。
 そもそも、クラシックギターは、エレキギターやフォークギターに比べて、まともな音を出すのが格段に難しい。全然、ごまかしが利かない、楽器なのだ。
 幅の広いネックの上のスチール弦を左の指で確実に押さえ、右手の指先と爪を使って、一音、一音、意識しながら、絞り出すように弾いてゆく。そうしなければ、大きく、美しい音が絶対に出せない厄介な楽器なのだ。
 そんな訳で、クラシックギターの練習は、一つの曲を完成させるのに、忍耐強い練習と、かなりの時間が必要となる。
 当時、ギター部は、中学棟の2階、部室前の教室で練習していたが、僕は、よく教室を抜け出して、階段の踊り場へ行き、椅子と足台と楽譜をセットしてアラビア風狂想曲を何回も弾き込んだ。階段の踊り場は、自然のエコーがかかって、自分の出した音が大きく、よく聞こえて、気持ち良く練習が出来たのだ。そして、本番前の2週間は、部活の時間を延長してまで一生懸命に練習した記憶がある。
 演奏会当日の事は、あまり記憶に無いので、まあ、それなりに演奏したのだと思うけど、
同級生の友達が何人か見に来てくれた。
 そして、演奏会の後しばらくして、高3への進級とともに、僕は、淡々と部活を引退した。
 この時は、
「あ~あ。なんかあっさり終わったにゃ~。それにしても、ギター部の5年間は濃かったにゃ~。これから先、こんなにクラシックギターを練習する事は2度と無いろうな~。でも、クラシックギターとは、一生の付き合いになるろうにゃ~。」 なんて事をボケーっと考えていた。
 そんな事を思い出しながら、改めて、聴いてみました。アラビア風狂想曲
 まず、若かったとは言いながら、よくまあこんな曲を人前で演奏しようと思ったものだ。えらく難しいぞ。
 手元に当時の楽譜があるのだが、本当に、どうやって弾いたのか、全く思い出せない。
「今みたいにビデオを誰でも持ってる時代だったら、録画しておいて、今頃再生して、顔を赤らめていたのに・・・。」
 などと思ってしまった。
 まあ、自分の演奏の話はさておき、曲自体はとても美しい曲だと思う。
 個人的意見だけど、
「この曲は、ねばっこく演奏しても、淡々と演奏しても、どちらも面白い味が出るんじゃないかな?」
 なんて、思いますね。
 久しぶりにクラシックギターもいいもんだ。

Francisco Tarrega : アラビア風狂想曲

[Music Francisco Tarrega]
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ジョージ・ベンソンの「イン・コンサート - カーネギー・ホール」を聴いてみた。

2008.02.04 Mon
イン・コンサート - カーネギー・ホール 週末は、用事で寒い雨の中を、傘を片手にあちこち歩き回ったので、家に帰ると体が芯から冷えていた。ちょうどいい事に、夕飯は湯豆腐だったので、当然熱燗を飲む事になる。
 体も十分に温まり、いい気になって、ちょっと飲み過ぎの頭で聴いたのが、ジョージ・ベンソン「イン・コンサート - カーネギー・ホール」だ。
 僕は、ギタリストとしても、ボーカリストとしてもジョージ・ベンソンが大好きである。特にこのアルバムは、ベンソンのすんごいギタープレイが存分に聴ける。日本酒に酔って、宙に浮いたようなヘロヘロ頭の中を、流れるような気持ちの良いアドリブが次から次へと駆け抜けて行くのだ。
 全ての曲が素晴らしいと思うが、何と言っても、まず「テイク・ファイブ」に耳が行く。
 僕は20代の頃に、このアルバムの「テイク・ファイブ」を聴いたのが先で、本家のデイブ・ブルーベックのアルバムを聴いたのは、30才を過ぎてからだった。そんな訳で、ギターで演奏される「テイク・ファイブ」のほうが、正統派のようなイメージがどうしても頭から離れないのだ。
 ま、いずれにしても、こういう曲を実に楽しそうに余裕たっぷりに演奏する事に、強い憧れを抱くことは、間違いないのだ。

George Benson : Take Five





[Music George Benson]



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リトル・フィートの「セイリン・シューズ」を聴いてみた。

2008.02.06 Wed
セイリン・シューズ 僕は、高知県なんていうバスも電車もそうそうタイミング良くは走っていない地方都市で暮らしているので、移動手段は、ほぼ100%車という事になる。
 朝から仕事で遠出する前日に、車で流すCDかMDを選ぶ事があるが、
「眠くなったり、複雑で考え込んでしまうアルバムはダメだな~。でも、逆にギンギンに興奮して、スピードが上がりそうなアルバムも危険やな~。」
 なんて言いながら、CDやMDが並べてある棚の前で、しばし悩む事になってしまう。車を運転しながら聴くアルバムの選択は、結構難しいのだ。
 先日、高知市内から40分ほど車で走った町へ出かけた。車中ずっとリトル・フィート「セイリン・シューズ」を聴いていた。
 で、運転しながら、
「このアルバム選択は、間違ってなかった・・・。」
 と思った事だ。
 リトル・フィートは次作の「ディキシー・チキン」の方が断然良いけど、乾いたアコースティックギタースライドギターを聴きながら、眠くなる訳でも、興奮する訳でもなく、ただただ気分良く運転出来る。
 今回車で聴いた事で、「セイリン・シューズ」は、僕の中での評価が少し上がった気がするのだ。




[Music Little Feat]


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