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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2008年06月
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イエスの「リレイヤー」を聴いてみた。

2008.06.03 Tue
リレイヤー 先週、四国地方は梅雨入りし、今週に入って高知市は雨模様の天気が続いている。こういう時は雨に合うジャズのアルバムを引っぱり出すか、逆に鬱陶しい天気を吹き飛ばすような、能天気なロックを聴くのが一番だと思い、
「なんか、それっぽいアルバムはないかな~?」
 と、棚をゴソゴソとひっかき回していると、イエスのアルバム「リレイヤー」が目に止まった。
「なんで、こういうのが目に止まるんじゃ!全然雨のイメージと違うだろ!」
 と思ったがもう遅い。目に止まると言う事は、気になると言う事で、すぐに、
「ほ~っ・・・。「リレイヤー」か、懐かしいのぅ。久しぶりに聴いてみるかな。」
 なんて思ってしまった。
 「リレイヤー」というアルバムは、昔から他のイエスのアルバムに比べて、なんとなく印象が薄い。これまでに何度も聴いているはずなのに、あまり耳に残っていないのだ。原因は、
「キーボードがリック・ウエイクマンからパトリック・モラーツに変わった事で、それまでのイエスの雰囲気が変化し、僕の耳に馴染まなくなってしまった。」
 そう考えている。
 でも、今回久しぶりに聴いてみて、そのハイテンションの演奏には、
「やっぱりイエスはすごいもんじゃ・・・。」
と感動してしまった。
 そうそう、最後に付け加えると、ジャケットのデザインはイエスのアルバムの中でも1~2位を争うぐらい好きですね。





[M;Yes]


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マライア・キャリーの「バタフライ」を聴いてみた。

2008.06.05 Thu
バタフライ ちょっと前にテレビを見ていたら、マライヤ・キャリーが来日したニュースをやっていた。最近結婚したとかで、随分と年下の旦那とイチャイチャ、ベタベタしている映像が映し出されていた。
「この人、何時からこんなになっちゃったんだろう?あれほど胸を強調したり、ボディーラインがくっきり出る服を着る年でもないし、歌が上手いのだから、それだけで十分だと思うのだが・・・。」
 僕はそんな事を考えてしまった。
 僕が持っているマライヤのCDは「バタフライ」1枚で、それ以外にはMDにダビングしたアルバムが3枚あるだけなので、マライヤが特別好きな訳ではない。ただ、初めて「バタフライ」を聴いた時に、歌い上げる感のあったそれまでのマライヤのイメージが変わり、溜息ともささやきとも思える歌声と、全体に感じられるヒップホップ系のビートが実に気持ちが良かった事を覚えている。
 それに、当時は今のようにムチムチ、プリプリのイメージは無くて、正統派のシンガーというイメージの方が強かったので、余計な方向へ目が行かずに済んだのだ。まあ、理由がどうであれ、余計な方向が気になるのは、オヤジのスケベ心がなせる事で、言い訳のしようがないのだが・・・・。
 とにかく、久しぶりに聴いた「バタフライ」は、思った通り実に気持ちの良いアルバムで、曲自体はほとんど頭に残らないけれど、耳に入って来る声が素晴らしい。ハイトーンで歌い上げるマライヤ独特の曲も聴けて、どう考えてもあのムチムチ、プリプリからは想像が出来ない世界なのだ。

Mariah Carey - Honey





[Music Mariah Carey]



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松田聖子の「青い珊瑚礁」で僕の音楽の聴き方が180度変わった話。

2008.06.07 Sat
スコール

 最近、若い頃聴いていた音楽の事を思い出す度に感じる事がある。それは、当時自分の聴いていた音楽のジャンルの狭さだ。
 僕が中学生から高校の終りにかけて、聴いていたのは、アメリカやイギリスの一部のハード・ロックプログレッシブ・ロックがほとんどで、高校も後半になって、若干のフュージョンと数組の日本のロックバンドを聴いた程度で、今考えてみると、
「似たようなジャンルの音楽ばっかり聴いていて、よく退屈しなかったよな~。」
 と思ってしまう。
 まあ、今ほど簡単に聴きたい音楽が聴ける環境ではなく、また音楽的な情報も少ない高知での事なので、ある意味、
「仕方なかったんだろうな~。」
 とも思ってしまうが、もう少し冷静に考えると、自分自身で聴く音楽のジャンルを狭めていたような気もするのだ。
 当時、僕の周りにいた音楽が好きな連中は、
「日本の音楽よりも、洋楽の方がレベルが上。ましてや、バンドをやる者は、アメリカやイギリスのロックを聴くのが当然。ロックが1番カッコイイ!」
 そんな考えが、フュージョンに興味を持ち始める高校2年の半ばぐらいまでは、潜在的にあったような気がするのだ。
 当然僕も、そう考える1人であり、日本語の曲をちょっと小馬鹿にする事で、
「音楽が分かっているんだぞ!センスいいんだぞ!」
 的なポーズを意図的に作っていた。
 実際のところは、
「日本の曲も本当は大好きだけど、聴いているのが友人にバレると、何となく恥ずかしい。ゆえにあんまり聴かない。」
 そんな非常に屈折した思いをずっと抱えていたような気がするのだ。
「じゃあ、僕が何時の頃からそんな頭デッカチな音楽に対する考え方を180度変えて、『どんな音楽でもとりあえずは聴いてしまおう!』という何でも有りのグニャグニャになってしまったのか?」 
 というと、あるアーティストに高校3年の時に出会った事がきっかけだった。今日はそのお話なのだ。(毎度の事とは言いながら、ホントに前置きが長くて申し訳ない。)
 僕は高校生になった時に、それまでの中学時代に住んでいた伯母の家から、完全に1人で生活する下宿屋へ移った。まあ、1人とは言っても、同じ下宿や隣の下宿に高校の友人がたくさんいて、特別に不自由を感じる事なく毎日を過ごしていた。ただ唯一、誰の部屋にもテレビが無かったので、僕は高校の3年間はほとんどテレビを見ていない。学校でも昨日のテレビの話題でも出ようものなら、1人会話に参加出来ずに、何度も悔しい思いをしたものだ。
 そんな僕が普段テレビを見る事が出来たのは、下宿の食堂で入浴の順番を待っている時だけであり、目にする事が出来る番組は、夕方6時頃から夜9時頃ぐらいまでの番組ばかりであった。その上、何故か食堂のテレビはチャンネルがNHKに固定されていて、高校生の僕が興味を示す番組を目にする事はまず無かったのだ。
 その日は日曜日で、風呂の順番を待っていた僕はNHKの「レッゴー・ヤング」という歌番組をぼんやりと眺めていた。そこで舞台の袖からス~っと出てきて歌い出した1人の新人歌手に僕は衝撃を受けてしまったのだ。それが、「松田聖子」だった。
 ブラウン管の中で、名曲「青い珊瑚礁」を歌う松田聖子を初めて見た僕は、冗談抜きに体中のアドレナリンが沸騰しそうなほど興奮してしまった。こんな書き方をして、勘違いされると困るのだが、僕が興奮したのは松田聖子に性的な魅力を感じた訳ではなく、もっと単純に、
「げ~っ、この子はカワイイ!こんなカワイイ女の子が世の中に存在するんや!是非本物を見てみたい!俺の彼女にしたい!」
 そんな思いから来る興奮だった。僕はその時にブラウン管の中の「松田聖子」に完全に一目惚れしてしまったのだ。
 その後の僕の頭の中は、恥しい話だが、「松田聖子」一色になってしまい、寝ても覚めても彼女の顔が頭から離れなくなってしまった。
 こうなると、アメリカも、イギリスもロックもプログレもフュージョンも関係ない。それどころじゃ無いのだ。只々「松田聖子」だ。僕はすぐに、
「彼女のアルバムを聴かねばならない!何としても聴きたい!」
 と思い始め、あちこちとリサーチした結果、2年後輩のI君にファーストアルバムの「スコール」をダビングしてもらった事を覚えている。当然、僕の松田聖子病は、友人達の知る所となる。友人達からは、
「お前は、一体どうしたんな?歌謡曲聴き始めて。」
 とか、
「松田聖子のどこがエエんな?趣味悪いにゃ~。」
 とか、
「あのねぇ~。テレビに出てくる芸能人なんてロクなもんじゃないわや。ましてや松田聖子なんて元暴走族や!」
 なんて勝手な声が聞こえてきたが、僕は松田聖子のファンである事を公言してはばからなかった。
 とにかく、僕は毎週のように日曜日は決まった時間に風呂に入る事で、「レッツゴー・ヤング」にレギュラー出演している彼女をテレビで観賞し、ラジオに出演すると聞くと、かじりつくようにして、その天使の声に耳を澄まし、大きなポスターを部屋に貼り、毎晩「スコール」を流し続け、松田聖子の笑顔を頭の中に思い浮かべる作業に没頭していた。それだけ、当時デビューしたばかりの松田聖子は僕を引き付ける何かを持っていたと思うのだ。(←そうでも言わないと、この辺の話は恥ずかしくて書けない。)
 今考えてみると、
「実にバカバカしく、恥ずかしい事じゃ。」
 と思ってしまうが、僕は松田聖子のアルバムを毎日聴いていた事で、それまで、心の奥底に持っていた『聴く音楽に対する見栄』が無くなり、本当に聴いてみたい音楽、本当に好きなアーティストへと、周りの目を気にする事無く突き進む事が出来るようになったと感じるのだ。 
 松田聖子みたいに、
「単純にビジュアルが気に入って、そこから何も分からずアルバムを聴いてしまう。」
 今の僕だとこんなのは当たり前で、過去に顔から入って聴き始めたアーティストが何人いた事か・・・・。そう思うが、僕のこんな音楽の聴き方は松田聖子「青い珊瑚礁」がスタートなのだ。
「こういう音楽の聴き方もアリなんだ!」
 そう思い始める事で、聴く音楽の幅がとてつもなく広がったと思うのだ。
 そんな訳で、ちょっと松田聖子に感謝しながら、デビューアルバム「スコール」を久しぶりに聴いてみた。
 このアルバムからは、後々松田聖子が作り上げる浮世離れしたお伽話的な世界はまだ感じられずに、(←この辺の事についての記事はこちらをどうぞ。)「海」「夏」「南の島」を思わせる雰囲気とティーンエイジャーの淡い恋心をノリの良いビートに乗せて歌い上げる曲が多い。それにしても、最近の新人歌手に比べると、抜群に歌唱力があると感じるのは僕だけだろうか?「裸足の季節」なんて、ちょっと無いぐらい上手いと思うのだが・・・・。まあ、色気は無いが、ピチピチした若さと勢いを感じて、
「若い頃は、こんな曲で松田聖子を想像していた訳だ・・・・。」
 と、改めて恥ずかしくなってしまった。
 僕は、松田聖子の事を考えていると、
「人生の中であと1人や2人、松田聖子ぐらい衝撃を受ける歌手が出て来てもいいんじゃないか?」
 と思う事がある。
 まあ、45歳のオヤジが部屋にポスターを貼ったり、テレビを見てニヤニヤするのも
「気持ちが悪くて見れたもんじゃない!」
 と考えながらも、内心期待しているのも事実なのだ。

松田聖子 青い珊瑚礁


松田聖子 裸足の季節





[Music 松田聖子]



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