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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2008年11月
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エアロスミスの「ライブ・クラシックス」を聴いてみた。

2008.11.04 Tue
クラシックス・ライブ「お手軽に目当てのアーティストのいい所だけをつまみ食いしたい。」
 そう思うのは昔からの僕の悪い癖で、好きなアーティストのアルバムを何枚か聴いた後で、ベストアルバムという奴に触手が動く事がよくある。
 随分前に、自分のCD棚の中にもベストアルバムが何枚かある事を記事にしたが(←こちらです。)、そのほとんどは僕が特別好きなミュージシャンのアルバムで、時々聴いてはつまみ食いを楽しんでいる。
 そんな訳で、土曜日にこれも大好きなエアロスミスのベスト・アルバムを棚から引っ張り出して流していた。正確に言うとベスト・アルバムではなく、単にライブアルバムなのだが、手軽にエアロスミスを楽しむアルバムの代表として、僕はこの「ライブ・クラシックス」を流す事が多い。理由は、好きな曲のライブ演奏がコンパクトに納まっていて、せっかちな僕には、すぐにエアロスミスの世界に浸れて、非常に都合が良いのだ。オーバーな言い方をすると、このアルバム1枚で結構満足してしまう。もっと言わせてもらえば、僕が勝手に名曲だと思っている「Kings And Queens」と「Dream On」のライブ演奏が聴ける事も実にいいのだ。
 ただ、残念なのはギターがオリジナルメンバーではない事。この事はあまり意識しないようにして聴いているのだが、エアロスミス本来の姿ではない事実は、このアルバムを聴く度に僕の頭の中の隅にいつもひっかかる事なのだ。
「世の中上手くいかない・・・。」
 いつもそう思ってしまう。

 


[Music Aerosmith]



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フランク永井の「フランク永井ベスト」を聴いてみた。

2008.11.06 Thu
フランク永井ベスト 歌手のフランク永井さんが亡くなったとのニュースを聞いた。
 僕はフランク永井のファンでも何でもないのだが、頭に浮かんでくる名曲「有楽町で逢いましょう」が聴きたくなって、彼のベストアルバムをレンタルしてきた。
 何故「有楽町で逢いましょう」が聴きたくなったかというと、結婚前に女房とデートする時に、
『有楽町で待ち合わせて、映画を見て、銀座に出て食事をする。』
 というのが1つのパターンで、今回のフランク永井のニュースから「有楽町」という街の当時の風景がボンヤリと頭の中に浮かんできたからだ。
 現在の街の様子は知らないが、僕が女房とデートしていた20年近く昔は、有楽町から銀座にかけては大人の街で、会社帰りでも休日でも落ち着いて食事をしたり、お酒を飲んだり出来る場所がたくさんあった。
 実際に「有楽町で逢いましょう」が流行っていたのは、僕が生まれる何年も昔の事で、リアルタイムで有楽町とこの歌との繋がりを感じた訳ではないし、そこからの懐かしさも湧いてこない。
 それでも歌詞にある
『あなたとわたしの合言葉。有楽町で逢いましょう。』
 には、自分の中の街のイメージと青春の日々に非常にこそばゆい何かを感じてしまうのだ。
 「う~~~む。実に名曲なり。」

有楽町で逢いましょう : フランク永井


 


[Music フランク永井]




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2008年10月某日の聴き流し日記。

2008.11.08 Sat
 思い出してみると、先月の後半は私用でバタバタと忙しかった上に、急に寒くなり、夜自分の書斎へ行くのが面倒でゆっくり音楽を聴く時間が無かったのだが、逆に前半は毎晩のように音楽を聴きながら酔っ払っていた。
 10月の初めは、夜でもまだTシャツに半パンで過ごせるくらいの気温だったので、ビールや水割り片手に夏の終りを楽しみながら色々なアルバムを聴いたのだ。今日はその中から、頭に浮かんだアルバムの事をお話したい。
ザ・アストラッド・ジルベルト・アルバム まずは、アストラッド・ジルベルト「ザ・アストラッド・ジルベルト・アルバム」というアルバム。
 僕は、アストラッド・ジルベルトボサノヴァの気だるい歌声は、真剣に耳を傾けるたぐいのものではなくて、雰囲気を楽しみながら、何かの片手間に耳に入ってくるのが最高だと思っている。そして、知らぬ間に彼女の歌声に抱かれて眠ってしまう事が、このアルバムの楽しみ方の真骨頂だと感じている。(←この辺の超個人的意見は相変わらず自分勝手だと思うがしょうがない。勘弁してくれ。)
 先月も休日の午後、自分の机で雑誌を読みながらコーヒー片手に静かにこのアルバムを流していた。その時、雑誌の記事からスッと意識が現実に戻ると、静かに流れてくる歌声から、
「ああ・・・、夏が終って秋がやってきたなぁ・・・。」
 なんて事を感じて、またもや超個人的な意見だが、
「この時期に流すのには、ピッタリのアルバムだなぁ。なるほど・・・ええぞ、ええぞ~。」
 と感じた事だった。そして後はお約束のように心地良い昼寝を楽しんでしまった。
 僕の中では「ザ・アストラッド・ジルベルト・アルバム」は夏の終りの昼寝用アルバムなのだ。
ザ・ランナウェイズチェリー・ボンブ 次はここで紹介するのが恥かしいのだが、ランナウェイズ「ザ・ランナウェイズ」というアルバムだ。
 先週女房の買物に付き合って、高知市内の雑貨店に入った時に、店内で流れていた曲が、何と、ランナウェイズのデビュー曲「チェリー・ボンブ」だった。
 僕はランナウェイズの曲はこの1曲しか知らないのだが、この曲を聴いて、頭の中に浮かんできたのは、恥ずかしい事にボーカルのシェリーの下着姿だった。
「そういえば、あの下着姿で歌うチェリー・ボンブは、中学生には刺激が強過ぎたなぁ・・。当時は鼻血が出そうになったぞ・・・。」
 そんな事を考えながら、週末にレンタルしたランナウェイズのデビューアルバム「ザ・ランナウェイズ」から「チェリー・ボンブ」を改めて聴いてみた。
 んで、感想は、
「どうって事ない曲だよなぁ~。」
 なのだが、やっぱり頭に浮かぶのは下着姿ばかりだったのだ。
 「チェリー・ボンブ」は、オヤジになってもスケベな事だけは全然変わっていない事を思い知らされた曲だった。実に情けないのだ。
 そうそう、変な言い訳をさせてもらうと、ギターのジョーン・ジェットが後に出した名盤「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」は、スケベ云々関係なく大好きです。(←言い訳になってないぞ!)
リニー・ロスネス&スーパー・フレンズ 話がスケベ方向へ傾きかけたので軌道修正して、次はジャズのアルバム。リニー・ロスネス「リニー・ロスネス&スーパー・フレンズ」を聴いた。しかしこれも女性で美人だ。
 考えてみると先月は女性アーティストのアルバムばっかり聴いている。これはスケベじゃなくて偶然の事で、珍しい事なのだ。こうなったら、今回は女性アーティストのアルバムばかり記事にしようと思う。
 話がまたそれたが、「リニー・ロスネス&スーパー・フレンズ」リニー・ロスネスのデビューアルバムで、20年近くも前に音楽雑誌で絶賛されていたのを読んで、すぐに購入した記憶がある。
 彼女とブランフォード・マルサリスの奏でる1曲目のセロニアス・モンク「ブライト・ミシシッピー」のリフを聴くだけで、このアルバムのレベルが非常に高い事がすぐにわかる。前出のブランフォード・マルサリスウェイン・ショーターハービー・ハンコッックロン・カーターの一流どころとの共演にも拘らず、臆することなく弾きまくる彼女の魅力にクラクラした。
 そして、その後現在までずっと聴けるスマートで繊細なアドリブはデビューアルバムから冴えており、やっぱりタダ者じゃない貫録がうかがえるのだ。いずれにしろ、大胆さと女性らしさを合わせて聴ける上等のアルバムなのだ。
アン・ルイス・ベスト・セレクション 最後はアン・ルイスのベストアルバム「アン・ルイス・ベスト・セレクション」の話。
 僕は名曲「恋のブギウギ・トレイン」を聴いて以来アン・ルイスのファンになり、あの独特の歌声と、良い意味で期待を裏切るような曲を次々に発表し続けていた80年代の作品がお気に入りだった。
 今回も「六本木心中」を始めとするその辺の曲を楽しもうと流し始めたのだが、意外に1曲目の「グッド・マイ・ラブ」を聴いた時に、その何とも言えない優しい歌声に鳥肌が立ってしまった。
 時代の先端を走っていたアン・ルイスも良いが、こういうシンプルなラブ・バラードをやさしく歌い上げる歌唱力の方にもオヤジは引かれるのだ。
 これは自分が中年になったせいもあると思うが、時代の先端で妙に突っ張ったイメージの曲よりも、可愛らしくストレートに思いを歌う曲の方が何年経っても色褪せる事無く魅力的に思えるのだ。
 さて、今回の聴き流し日記は、何故か女性アーティストばかりの話になった上に、全員が美人だ。
「たまにはこういうのもいいんじゃないか?」
 とスケベオヤジは考えている。

   
[Music Astrud Gilberto] [Music Runaways] [Music Renee Rosnes] [Music アン・ルイス]



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