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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2009年02月
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ジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」で思い出す適当な歌詞の話。

2009.02.01 Sun
ライブ・アット・ウッドストック

 1982年の2月の終りに、なんとか大学の合格キップを手にした僕は、3月の中旬に1年ぶりに高知へ帰郷した。久しぶりの高知は実に懐かしく、僕は同じように帰郷している高校時代の友人達と毎晩のように酒を飲み、ほとんど実家に帰らない生活を送っていた。
「この1年、遊んでないからいいじゃないか!文句あるか!」
 という自分勝手な考えの元、とにかくやりたい放題の春休みを過ごしていたように思う。そうは言ってもただ毎日友人と遊び歩く為に高知にいた訳ではなく、僕にはもう一つ帰郷の目的があった。それはバンドである。
 ちょっと前の記事で大学入試の直前に、高校の同級生でドラムを叩いていたN田君が予備校の寮に電話をくれた事(←記事はこちらです。)を書いたが、その時の主たる要件は2つあって、まず1つ目は、
「実は俺は、去年小田急線下北沢へアパートを引っ越した。今月にはギターのH口も下北沢へ引っ越してくる予定だ。そんな訳で、お前も大学に合格したら、その大学が何処にあろうと、住む場所はシモキタにしろ。で、皆でバンドやろうぜ!酒も飲もうぜ!」
 とまあ、実に興味をそそられるお誘いだったのだ。
 そして2番目は、
「俺とH口はこの春休み、高知のライブハウスでミニライブをする事を予定している。ついてはお前にベースを弾いてもらいたい。どや?」
 とまあ、こっちの方も、実に魅力的なお話であったのだ。
 僕はこの2つの話に無条件に賛同した。3月に入ると、まずはN田君の司令通りに下北沢駅から徒歩10分ほどの場所に小さなアパートを見つけた。そして高知に帰郷してからはベースの練習とバンドの練習に余念が無かった。と、書きたい所なのだが、実際はこの辺の事がどうもよく思い出せない。当時は浪人生活から解放された喜びで、脳味噌が真っ白になっていて、物事を記憶する能力が失われていたんじゃないかと思うのだ。
 とにかく、思い出す限りで当時の事をかいつまんで説明すると、この時のライブは、高知市内のビルの2階にある飲み屋で高校の同窓会のような集まりがあり、ちょうどその店に演奏できるスペースと機材があった事から
「んじゃぁ、2~3曲俺達に演奏させろや!」
 的なノリであったように記憶している。
 ギターとベースとドラムという3ピースのシンプルな編成の為に、選んだコピー曲はロック系のモノが多かった気がするが、この時一番問題になったのがボーカルである。
「3人の中で、一体誰が歌うのか?」
 という事だ。
 我々3人はそれまでボーカルをやった経験は無く、高校時代ボーカルを担当してくれた友人はこの時は音信不通だったように記憶している。で、最終的に出た結論が、
「お前が歌え!」
 という事だった。
 普段の自分なら、こんな話は恐ろしくて、天地がひっくり返っても固辞するのだが、この時は何故か、
「ああ・・・いいよ。」
 と二つ返事で引き受けてしまった。つまり、こういう事をいとも簡単に了承するほど、この時の僕の脳味噌は、真白を通り越して、透明になっていたと思われるのだ。
 さて、透明の脳味噌を持ったバカは、ベースの練習をする他に、歌詞を覚える事も始めてしまった。英語の歌詞を覚えるというのは、いざやってみると結構面倒臭いモノで、この時演奏した曲は最終的に5~6曲あったのだが、それらの歌詞を覚えるのに僕は悪戦苦闘していた事を覚えている。結局本番当日まで歌詞の方はあやふやのままで、
「ん~まぁ、分からなくなったら、適当に誤魔化すか・・・。」
 なんて能天気な事を考えていたのだが、本当に誤魔化してめちゃくちゃ歌った曲があるのだ。それが、ジミ・ヘンドリックス「パープル・ヘイズ」だ。
 我々3人は、
「ライブのオープニングでこのジミヘンの名曲を酔っ払った客に大音響でぶちかまして、場を一気に盛り上げよう!」
 なんて事を考えていた。そんな訳で、演奏が始まるまでの間、3人はそこら辺の同級生にやたらと酒を勧めていた記憶がある。
 飲み始めて1時間ほど経って、貸し切りの店内が随分と騒がしくなってきた頃に演奏を始めた。ギターのH口君の弾く「パープル・ヘイズ」の重いリフが店内に響き始め、ボーカルの僕の顔にポンとスポットライトが当たった瞬間、頭の中が真っ白になった。いや、この時はすでに脳味噌が透明なのだから、自分の脳味噌が透明だった事に初めて気が付いたと言ってよい。でも、もう遅い。透明の脳味噌からは何も出てこないのだ。この瞬間、オズの魔法使いに出てくる脳味噌の無い案山子の気分が分かるような気がした。(←意味分からんだろうけど・・・。)
 何とか最初の方の歌詞を適当に歌い、声を出しているうちに少しずつ1番の歌詞を思い出したので、2番以降は全部1番の歌詞で押し通した。それでも客の同級生は大騒ぎしていた記憶がある。(←要は歌なんぞ聴いちゃいないのだ。)結局それ以降の曲は、上手い下手は別にして、何故かマトモに歌えたので、自分的には、
「なんじゃ、やれば出来るじゃないか。まぁあれだけ歌詞を覚えてなかったにしては上出来やな。」
 なんて、変な納得をしつつホッと胸をなで下ろした事だった。
 さて、そんな風に演奏が終り、その後僕もあちこちの同級生と喋りながらアホみたいに水割りを飲んでいる時に、フッと目の前に懐かしい女の子を見つけた。高校時代同じギター部だったN森さんという女性で、この時はアメリカの大学に留学をしていて一時帰国していたように記憶している。そして、彼女にキツ~イ一言を言われた。
「パープル・ヘイズは最初のうちは英語だとは思わなかったわよ~!まぁ後半の曲は発音がイイ所もあったけど、全体的には意味不明ね~。」
 と。
 この一言で、僕の頭の中は一瞬にして透明から真っ暗になったのだが、最終的にはこういうアホな性格が幸いしてか、
「ま、終わったモノはしょうがないな。俺の歌をまともに聴いてたのはN森だけみたいだし~。そんな事より酒飲もう~。」
 てなもんで、真っ暗な脳味噌をアルコールで満たした一晩だったのだ。
 そんな事を思い出しながら、久しぶりにジミ・ヘンドリックスの名曲「パープル・ヘイズ」を聴いてみた。今回は最近手に入れたウッド・ストックのライブ盤を引っ張りだしたのだが、
「このライブ、イマイチの所があるなぁ・・・。」
 なんて感じつつも、やはりジミ・ヘンドリックスの物凄さには頭が下がる気がした。
 彼の音には、嫌がるギターを無理矢理いじり回し、悲鳴を上げさせ、抵抗出来なくした上で、何度も何度もイカせるようなイメージがある。(←猥褻な表現ですいません、でもそう思ってしまうのだ。)非常に暴力的な自己満足の世界を感じて、「凌辱」とか「暴行」なんてかなり危険な言葉が頭に浮かんでくるのだ。(←俺って変かな?)しかし、逆にその辺がジミ・ヘンドリックスの最大の魅力な訳で、このアーティストが世に出てきた時の衝撃は物凄かった事が容易に想像できる。
 この歳になるとジミヘンを延々と聴くのは正直言って少々キツかったが、記憶の奥から引っ張り出した自分の情けない思い出と実際のジミヘンの音とのあまりのギャップに呆然とした事だった。まぁ、これだけ危険な音にピッタリの思い出を持っている人も少ないと思うけどねぇ・・・・。

Jimi Hendrix : Purple Haze


 


[Music Jimi Hendrix]
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ドリーム・シアターの「メトロポリス・パート2 ~ シーンズ・フロム・ア・メモリー ~」を聴いてみた。

2009.02.04 Wed
メトロポリス・パート2 ~シーンズ・フロム・ア・メモリー~ 高知市の中心部の帯屋町商店街を歩いていると、ギターやベースのソフトケースを背負って自転車をこいでいる学ラン姿の高校生達とすれ違う事がある。こういうのを見ていると、自分も高校生の頃は同じような学生だったので懐かしくてたまらない。
「お~若者よ!バンド頑張れよ!青春を謳歌しろよ~!」
 なんて、声を掛けたくなってしまうのだ。
 さて、オヤジはそんな風景を横目で見ながら、
「自分が最近の高校生だったら、どんなバンドを聴いて喜んでいるかな?」
 なんて事を考えてみる。で、
「多分、この辺だろうな・・・。」
 なんて頭に浮かんでくるのがドリーム・シアターなのだ。
 アルバム「メトロポリス・パート2・シーンズ・フロム・ア・メモリー」を聴いていると、僕が今高校生なら、
「絶対こんな演奏が出来るバンドになりたい!これぞ俺の目指す道じゃ!わははは~」
 と鼻息を荒くして、ギターを引っ張り出す事は間違いないのだ。
 高校生当時の僕は、ギターの圧倒的なテクニックやプログレッシブ・ロック独特のドラマチックな展開の曲に憧れる傾向があったのでこんな事を考えたのだが、いずれにしろ、機械のように正確なテクニックとスピード、アルバム全体から湧き上がる壮大なイメージのアンサンブルには脱帽する。オヤジはこのアルバム、プログレッシブ・メタルの超名盤だと思っている。異存はあるまい・・・。

 


[Music Dream Theater]


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工藤静香の「SHIZUKA KUDOU 20TH アニバーサリー ザ・ベスト」を聴いてみた。

2009.02.06 Fri
SHIZUKA KUDOU 20TH アニバーサリー ザ・ベスト うちの会社は、出勤した時に昼食の弁当を注文しておくと、出入りの業者が注文のあった数量の弁当を昼前に届けてくれる。オヤジの座っている席は、比較的出入口に近い為に、この弁当を運び込む様子をしょっちゅう目にするのだが、最近この配送の女性が50代のおばちゃんから30代前半と思われる女性に変わった。
 この女性、髪の毛はロングの茶髪で化粧が濃い。非常にスリムでジーンズがよく似合い、
「絶対昔はヤンキーやったな・・・。間違いない!」
 そんな雰囲気なのだ。
 で、工藤静香の事が頭に浮かんできた。そして、昔会社帰りに何人かでカラオケに行くと、同僚のOL達が工藤静香「MUGO・ん…色っぽい」なんて曲をワンレンボディコン姿で得意げに歌っていた光景も思い出した。
 僕は当時から工藤静香という歌手は好きでも嫌いでもなかったが、あの、人なつっこいけど困ったような笑顔と何となく物事を軽く受け流しそうな態度、時々顔を見せる育ちの悪さ、そして、
「昔はヤンチャしてました・・・。」
 的な雰囲気(←決して悪い意味では無い。)には魅力を感じているのだ。
 TUTAYAで見つけたベストアルバム「SHIZUKA KUDOU 20TH アニバーサリー ザ・ベスト」を聴いてみたが、知っている曲はほとんど無い。でも、相変わらず工藤静香という歌手の水商売的な匂いをプンプン感じる事が出来た気がする。
「この歌手は音楽的にどうのこうのというよりも、存在自体に不思議な魅力があるんだなぁ~。まあ、それでこそ芸能人だな。」
 そんな事を感じてしまった。

工藤静香 - MUGO・ん...色っぽい


 


[Music 工藤静香]


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