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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2009年04月
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上原ひろみの「ブレイン」を聴いてみた。

2009.04.02 Thu
ブレイン 相変わらず仕事がバタバタの毎日が続いている。まぁ忙しいのも今月の中旬までなので、あと一息なのだが、最近は体力の無さを感じてしまう。日曜日も休日出勤で働いたが、疲れが溜まって今日になっても体が元の状態に戻らないのだ。
「いやはや・・。もうろくしたものだ。昔は一ヵ月ぐらい休み無しで働いても平気だったのに・・。」
 そんな事を感じてしまった。
 いい加減自分の体力の無さを痛感している時に、マズい事に上原ひろみ「ブレイン」を聴いた。
「久しぶりに聴いてみるか~。」
 と軽い気持ちで流し始めたのだが、これがいけなかった。彼女の自由奔放で若さ溢れるプレイにノックアウトされ、つくづく、
「若い奴が羨ましいよなぁ~。」
 なんて事を考えてしまった。
 勝手な話だが、上原ひろみのピアノを聴いていると、テレビゲームが非常に上手い子供のような印象を持ってしまう。意味が分からないかも知れないが、次から次へ繰り出すフレーズがあたかもゲームの攻撃技のようで、多彩な技を駆使して次々と現れる敵を難なく仕留めて攻略してゆくイメージを持ってしまうのだ。
 とにかく、音に対しての反応が非常に良くて、すぐに攻撃態勢に移るピアニスト(←決して悪い意味ではないのですよ。)で、その技が若々しく直観的だと感じられるところが素晴らしいと思うのだ。
 このパワーと瞬発力、オヤジに分けてもらいたいものだ。

Kung Fu World Champion - Hiromi Uehara


 


[Music 上原ひろみ]


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「駅」が頭に浮かぶ曲あれこれ。

2009.04.04 Sat
 昨年、JR高知駅がリニューアルした。
 JRを利用する機会がほとんど無いオヤジは、遅ればせながら先日やっとこの新高知駅を見学してきた。ホームが高架になり、1階部分には土産物店や、コンビニ、レストランが新しく出来て、なかなか洒落た雰囲気になっていた。
 しかし妙な事に、ピカピカの高知駅を見れば見るほどオヤジの頭に浮かぶのは、古い高知駅の思い出で、
「2階が土産物を売ってるヘンテコなデパートだったよなぁ・・・。」
 とか、
「トイレが暗くて汚かったよなぁ~。」
 とか、
「ホームの柱が貧弱で錆びていたよなぁ~。」
 とか、どうでもいいような事ばかりが頭に浮かんできた。
木綿のハンカチーフ 実を言うと、こんな事が頭に浮かんだのには、ちゃんと理由があって、高知駅を訪れる2~3日前に太田裕美「木綿のハンカチーフ」を聴いたせいだと思うのだ。
 僕は昔から「木綿のハンカチーフ」という曲が結構好きで、
「恋人よ~♪僕は旅立つ~東へと向かう列車で~♪」
 なんて、年に2回ぐらいは無意識に口ずさんでしまう。そしてこの曲に出てくる『地方から大都会へ旅立つスタート地点の駅』として僕の頭に浮かんで来るのが、古い高知駅の姿なのだ。
 勝手な話だが、この曲の駅のイメージは、都会の大きな駅でも、逆に田舎の無人駅でもダメで、高知駅ぐらいの地方都市の駅が一番ぴったりくると僕は思っている。実際に僕が高校を卒業して東京へ向かった時は飛行機を利用したのだが、記憶の中では列車で高知を旅立ったような錯覚があり、待っている恋人がいた訳でもないのに、自分の旅立ちのイメージとして「木綿のハンカチーフ」と古い高知駅の風景がリンクしているのだ。
 さて、そんな事をボンヤリ考えていると、この時期にピッタリで、駅の風景が浮かぶ曲をもう一つ思い出した。「なごり雪」だ。
なごり雪 またもオヤジの勝手な想像の話をして申し訳ないのだが、この曲のイメージは上野駅がピッタリだと思っている。
 「なごり雪」を聴くと、上野駅のホームで北へ向かう列車を待つ女性と、彼女に寄り添い、何とも言えない思いを噛みしめながら別れを迎える男性のイメージが浮かんでくる。
 聴いていて、
「上手いよなぁ・・・。」
 と思うのは、
「♪東京で見る雪はこれが最後ねと~♪ 寂しそうに君が呟く・・・♪」
 の歌詞で、背景にある2人が過ごした時間と別れの切なさが、雪の舞う風景と共に心に響くのだ。
 そして、
「君の唇が『さようなら』と動く事が~♪ 怖くて下を向いてた~♪」
 なんて歌われようものなら、そんな経験したこと無いくせに、
「おお~分かる!分かる!チョ~切ないぞ~!」
 なんて、曲の世界にどっぷり浸かってしまうのだ。
三階建の詩 僕は「なごり雪」イルカが歌うバージョンよりも、かぐや姫伊勢正三がアルバム「三階建の詩」で歌うバージョンの方が好みで、中学生の頃にギターを弾きながら歌った記憶がある。さすがにオヤジになった今ではそんな暴挙には出ないが、「なごり雪」という“今は亡き四畳半フォークの代表曲は、何度聴いても別れの切なさが心に響く名曲だと思っている。
 それにしても、この記事、
「こんな勝手な妄想話ばかり書いていて、本当にいいのだろうか?読んでる人が呆れるぞ・・・。」
 なんて思ってしまう。
 でも、そもそもこのブログ自体、超個人的な思い出話とオヤジの妄想で出来ているので、読んで下さる皆様、
「このブログは、元々そんな妄想ブログなんだ。」
 と思って勘弁願いたい。
 話をどんどん続けるのだ。
クリスマス・イブ さて、前出の2曲は、地方都市の駅とか、上野駅とか、どちらかと言えばオシャレな雰囲気とは対極にある駅での別れの風景が頭に浮かんで来るのだが、ここで一発、バブル真っ盛りの恋人達の駅が頭に浮かぶ曲を思い出した。山下達郎「クリスマス・イブ」だ。頭に浮かんで来るのは勿論、東京駅なのだ。
 まぁ、実際の「クリスマス・イブ」の歌詞には駅を思い起こさせる部分は無いのだが、我々の世代には、JR東海のCMのイメージが頭にこびりついて離れない。
 当時のバブル華やかなりし頃の恋人達は、
「クリスマス・イブは恋人と一緒に過ごすのが当然!」
 的な考えの元、とにかく豪華に派手にクリスマス・イブを楽しんでいたように思うのだ。
 かく言うオヤジもそんなバカの一人で、今の女房に指輪やネックレスをプレゼントして、イイ気になっていた事を思い出す。(←そんな時代だったとは言え、今から考えるとアホ丸出しのような気がするなぁ・・・。)女房とはCMのように長距離恋愛をしていた訳ではないけれど、不思議とCMの設定は共感して胸に迫るモノがあり、今回YouTubeで久しぶりにCMの映像を見て、
「いやはや・・・。懐かしい・・。でも、こんな世の中だったよなぁ・・。」
 なんて、色々な思い出が頭の中を駆け巡ってしまった。
リクエスト ここまで来ればもう一つ、最後に竹内まりやのその名もズバリ「駅」という曲の話をしたい。
 僕は1989年の2月24日に竹内まりや「リクエスト」というアルバムに収録されている名曲「駅」を聴いた事を覚えている。
 何故そんなに詳しく覚えているかと言うと、この日は昭和天皇大喪の礼の日だったからだ。祝日にも拘らず、僕はこの日出張で雪が舞う新潟にいた。新潟駅から各駅停車で少し走った所にある越後曽根という小さな駅の近くの得意先で仕事を済ませ、この駅の待合室で帰りの列車を待ちながら、テレビから延々と流れる大喪の礼の映像をボンヤリ見ていた記憶がある。この時、CDウォークマンで竹内まりやのアルバム「リクエスト」を聴きながら、
「あ~あ・・。昭和も終わっちゃったなぁ・・・。これからどんな時代になるんだろう?」
 なんて事をボンヤリ考えていた。そして、名曲「駅」が流れ始めた時に、
「う~む、これイイ曲だな~。でも、こりゃ俺が今いる越後曽根なんて駅のイメージとは全然違うなぁ~。」
 そんな事を感じたのを覚えている。
駅 竹内まりや「駅」には過去に別れた男性を駅で見かけた女性の切ない思いが、風景の一端を切り取るように上手く歌われている。
 僕が思うこの曲の駅は、小田急線東横線のような私鉄沿線にある比較的都心に近い駅をイメージしている。そして、大学時代からこの駅を中心としてあまり生活圏が変わっていない男女のすれ違いの一端を感じるのだ。(←ホントに妄想だらけですいません。)
 いずれにしろ、こういう“いかにもありそうな駅での遭遇”を歌にした事と落ち着いた曲調が心に響く訳で、竹内まりやというアーティストの上手さが光る名曲だと思っている。
 そんな訳で、今回は駅の風景が頭に浮かぶ曲を思いつくままにお話しました。オヤジのバカバカしい妄想の世界にお付き合いしてくれてありがとうございました。ではまた・・・。
 そうそう、この4曲、このあと一気に聴いてみたいと思います。アホな妄想をどんどん膨らませながら・・・。ケケケッ!

木綿のハンカチーフ : 太田裕美


なごり雪 : イルカ 伊勢正三 南こうせつ 


クリスマス・イブ : 山下達郎


JR東海 X'mas Express 歴代CM 1988年~1992年


駅 : 竹内まりや


     
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ジョン・レノンの「ジョンの魂」を聴いてみた。

2009.04.07 Tue
ジョンの魂 社会人になって1年ほどした頃、大学卒業以来封印していた音楽への興味が再び湧いてきた事を思い出した。今から20年以上昔の話だが、この頃から結婚するまでの2~3年の間に聴いた音楽は、今考えてみると全然統一性が無く、気の向くままにCDを購入し、通勤電車で新聞片手に聴いていた記憶がある。
 ジョン・レノンの古いアルバムを聴いたのもこの時期で、「ジョンの魂」を流すと頭の中には会社の独身寮で休日の午後に洗濯をしているイメージが広がってきた。
 でも、ちょっと冷静になって曲に耳を傾けると、このアルバムの内容は呑気に洗濯しながら聴けるようなモノではなくて、聴くほどに苦悩に満ちたジョンの内面を感じて疲れ果てるモノなのだ。
 僕がジョン・レノンに対してずっと抱いている、
「ジョンの音楽は難しい・・・。」
 という思いは、このアルバムがスタートで、当時、同レベルで聴いていたポール・マッカートニーのアルバムの能天気さと比較すると、気分が悪くなる程の重い苦悩が感じられるのだ。でも、やっぱり呑気な洗濯風景も頭に浮かんでしまう訳で、全然関係ない2つの印象を抱えたまま、このアルバムを全編聴き終えた。
「音楽というのは面白いモノなのだ。」

 


[Music John Lennon]


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