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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2009年06月
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ケニー・Gの「ブレスレス」を聴いてみた。

2009.06.02 Tue
ブレスレス 最近、ノンアルコールビールというのに凝っている。休日の昼食時に楽しむのだが、のど越しがビールと変わらないので、実に気持ち良く飲める。
 こいつを飲むようになるまでは休日の昼に本物のビールを飲み、午後は大イビキをかきながら爆睡して家族の顰蹙をかっていたのだが、ここ2カ月程はそんな事も無かった。
 しかし先週末は失敗した。ノンアルコールビールを飲むまでは良かったが、その後ベッドへ寝転がって、本を読みながら聴いたアルバムが悪かった。ケニーG「ブレスレス」だ。
 こういうアルバムを、ジャズとかフュージョンとか言って良いのかどうか分からないが、とにかく上質のイージーリスニングで、気持ちの良い事だけは確かなのだ。アッと言う間に記憶を失い、その後は毎度おなじみの2時間の爆睡コースだった。
 考えてみるに、今まで僕は「ブレスレス」を最後まで聴いた事が無いと思う。たまに引っ張り出して流しても2~3曲ですぐに眠ってしまい、最後までもたないのだ。
 でも逆に、こういうアルバムを所有している事は貴重で、
「気持ち良く昼寝をしたい・・・。」
 と思う時には絶大な威力を発揮する。
 僕はケニーGというアーティストの事をロクに知らないが、アルバム「ブレスレス」の存在感は僕の中では結構大きい。その存在感は、曲やアーティストから感じる存在感ではなく、
「こんなに気持ちが良いアルバムがあるんだぞ!忘れるな!」
 ずっと誰かにそんな事を言われているような存在感なのだ。

 
[Music Kenny G]


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エリック・ゲイルの「ジンセン・ウーマン」を聴いてみた。

2009.06.04 Thu
ジンセン・ウーマン 10年ほど昔、中古CDショップでエリック・ゲイル「ジンセン・ウーマン」を見かけた時、
「おっ、ラッキー!こりゃ掘り出し物じゃ!」
 そう思った事を覚えている。
 御覧の様に何となく日本風で印象に残るジャケットデザインは、若い頃に何かの音楽雑誌で見かけて以来、ずっと僕の頭の中に残っていた。
 また、参加アーティストが非常に豪華な印象を持っていた事もあり、
「こりゃ凄いアルバムに違いない!」
 そう考えて、すぐに購入した記憶がある。
 さて、期待に胸を膨らませて家に帰り、早速このアルバムを聴いたのだが、第一印象は、
「ん!?ちょっとイメージと違うぞ・・・。はて・・・?」
 だった。
 はっきり言って、全然ピンと来ないのだ。
 これは個人の好みの問題だと思うが、僕にはこのアルバムの良さがあまり分からなかった。
 こんな事を言うと怒られるのを承知で話すが、「ジンセン・ウーマン」というアルバムからは、有名ミュージシャンが寄ってたかって曲に参加した揚句に、肝心なエリック・ゲイルの個性を埋没させてしまったような印象を受けるのだ。こんな解釈は間違っているのかも知れないが、エリック・ゲイルが大好きな僕にとっては現在でも消化不良気味のアルバムである事は間違いないのだ。

 
[Music Eric Gale]


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2009年4月某日の聴き流し日記

2009.06.06 Sat
 5月の聴き流し日記を書いてしまいたい。
 最近ボケてきたせいか、ホンのこの前聴いたCDの事でもすぐに忘れてしまう。そんな訳で、覚えているうちに急いで書く事にしたのだ。
 今回取り上げるアルバムは3枚。早速、話を聞いて欲しい。
リターン・トゥ・フォーエバー まずはジャズ系のアルバムから、チック・コリア「リターン・トゥ・フォーエヴァー」だ。
 このアルバムを聴くと僕はいつも悔しい思いがする。大学生の頃だと思うが、何かの音楽雑誌で読んだ記事の中に、
『「リターン・トゥ・フォーエヴァー」が世に登場した時に、それまでのジャズ喫茶の雰囲気が全く別のモノに変わり、衝撃を受けた云々』
 というような事が書かれていた。
 当時の僕は、
「これがフュージョンが世に出てきた事の衝撃なんだ!これは凄い話じゃ!」
 と勝手な解釈をしたものだった。
 そして、この時考えたのだが、我々の世代は、実体験では気が付いた時には周りにフュージョンという音楽が普通に流れていて、ジャズの転換期を感じて衝撃を受けるような体験をするには間に合わなかった世代になる。このジャズの転換期がチャーリー・パーカーの出現のように自分が生まれるよりもずっと昔の話なら、歴史の勉強のような感覚で済むのだが、「リターン・トゥ・フォーエヴァー」の発売は僕がジャズ喫茶へ出入りするようになった頃からわずか10年程前だ。そう思うと、このアルバムの曲や演奏を聴く以前に、時代を変えるアルバムの出現に立ち会えなかったという事がまず気になって、いつも悔しい思いがするのだ。
 今回も、チック・コリアのエレキ・ピアノの音を聴けば聴くほど、
「このアルバムが突然流れた時のジャズ界の衝撃ってどんなモノだったんだろう?」
 そんな事ばかり考えてしまったのだ。
英雄と悪漢 次は、甲斐バンド「英雄と悪漢」というアルバムで、先月TUTAYAへ出かけた時にレンタルしてきた。
 何故このアルバムをレンタルしたかというと、僕が最初に甲斐バンドを聴いたアルバムが多分「英雄と悪漢」だったような気がするからだ。
 僕は中学2年の時にクラスの女の子からこのアルバムを貸してもらった。その時の情景と、このジャケットのイメージが何となく頭の片隅に残っているのだ。当時の僕は吉田拓郎かぐや姫のフォークソングばかり聴いていたので、甲斐バンドの音楽には今一つピンと来るものが無く、何の感動もなくこのLPを彼女に返却した事を覚えている。その後、高校3年生になった頃、本格的に甲斐バンドに魅力を感じ始め何枚かのアルバムを聴いたが、残念な事に「英雄と悪漢」を聴いた記憶は無い。
 とまぁ、これぐらいの事しか覚えていないアルバムなので、当然中身の方は全く記憶になかったのだが、今回収録曲を確認すると、知ってる曲が何曲かある。多分ライブアルバムか何かで聴いて頭に残っているのだろうが、そんな中、一番懐かしかったのが名曲「裏切りの街角」だ。
 この曲から浮かんでくるのは、雨降る東京の街並みと恋に破れた男の激しい感情で、甲斐バンドの曲の中でも、
「これほど情景が立ちあがってきて胸に迫る曲は無いかもしれない・・・。」
 そんなふうに感じた。無論、オヤジはこの歌詞のような経験はした事無いけれど、あまりの切なさに涙が流れそうになってしまう。恥ずかしい話だが、オヤジはこういう歌詞に実に弱いのだ。
 前にも書いたかも知れないが、甲斐バンドの魅力は甲斐よしひろの歌声と情景が頭に浮かんでくるようなラブ・ソングを感情たっぷりに歌い上げる所にあるのだ。「裏切りの街角」を聴いて、オヤジは改めてそう思ってしまった。
レッド・ツェッペリンⅣ 最後はロック系で、レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリンⅣ」
 先月何かの折に、レッド・ツェッペリンの事がひょいと頭に浮かんで、
「ツェッペリンと言えばこのアルバムでしょう~!」
 とミーハー根性丸出しで、ヘッドフォンを付けて大音響で楽しんでしまった。
 耳に刺さるようなジミー・ペイジのギター、うねりまくるジョン・ポール・ジョーンズのベース、それを後ろから煽り立てるジョン・ボーナムのドラム、そしてハイトーンで歌い上げるロバート・プラントの声、これらが大音響の中で一体になってガンガン迫って来る所に、ツェッペリンを聴く最大の面白さと興奮があるのだ。
 名曲揃いの超有名アルバムにも拘らず、こんなに真面目に全編通して聴くのは数年ぶりの事で、ちょいと大袈裟な表現をすると、4ピースバンドの真髄を見たような感じがしたのだ。そして、実に当り前の事なのだが、
「良質のロックを聴くには音が大きくないといけない。小さい音だと魅力が半減するばかりでなく、本当の良さは絶対に分からない。」
 そんな事をつくづく感じさせるアルバムだった。
 そんな訳で、先月頭に残ったアルバムは以上の3枚。
「全部1970年代のアルバムで、ジャズ、邦楽、洋楽と三つのジャンルからと良い選曲じゃないか!」
 なんて、普段がメチャクチャなだけに、今回は満足してるオヤジなのだ。
 ではまた。

  
[Music Chick Corea] [Music 甲斐バンド] [M;Led Zeppelin]


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