イングヴェイ・マルムスティーンの「ライジング・フォース」を聴いてみた。

「そうそう・・・。」
なんて思い出したアルバムがある。画像のイングヴェイ・マルムスティーンの「ライジング・フォース」だ。ストラトそのままなので、オヤジの発想の貧困さをさらけ出す結果となる上に、よく見るとこのジャケットがダサい。何となくカッコ悪いのだ。でも、このアルバムにはちょっとした思い出があるので話を続けさせて頂きたい。
オヤジが「ライジング・フォース」を初めて聴いたのは大学4回生の時で、確か後輩のアパートで聴かせてもらった記憶がある。その後輩は、
「K本さん(←オヤジの本名です。)このギターは凄いよ。たまげるよ。」
なんて事を言いながら流し始めたのだが、オヤジの感想は、
「あらまぁ、知らぬ間にこんなになったのか・・・。」
だった事を覚えている。
そもそも、オヤジは中学生の頃から、
「ロックとクラシックの融合こそ素晴らしいのだ!」
なんてヘンテコな考えを持っていて、クラシック音楽を感じるプログレや、中世の世界を感じるレインボー等に傾倒してきた経緯がある。まぁ、高校を卒業する頃には聴く音楽がフュージョン一色になっていたので、そんな事は暫く忘れていたが、「ライジング・フォース」を聴いて進化したクラシックへのアプローチを感じ、
「こんなになったのか・・・。」
と、少々感無量だったのだ。
確かにイングヴェイ・マルムスティーンのギターテクニックは物凄いのだが、オヤジにとっては一瞬中学時代の自分を思い出させた懐かしい香りのするアルバムだったのだ。
[Music Yngwie Malmsteen]




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